2002.4-2002.9 *****9月***** ホームへ
注)上にカレンダー目次がない場合は上の「ホームへ」を押して「ひと言・人・こと」から入ってください。
9/28
(土)
10時半〜読書会「町史を読む」、じっくり読んでいます。少人数が勿体無い。
国際交流員と語ろう「世界の男(ひと)と女(ひと) 共に輝いて」ー女性問題サポートつばた主催ーが役場大会議室で開催されました。コーディネイターは押切柳子さん、アンドリューさんを含め、4人の国際交流員がパネラーとして、それぞれの国の男女の立場について紹介をするという形で進められました。個の人格として、互いを理解し、思いやる気持ちがあって、喜びも責任も分かち合える。

9/27
(金)
10時すぎから「菊の花の会」に17名。図書館の見本の菊は、三鉢ともまだ成長が充分ではないので、橋本菊佐久さんがご自分の鉢を運んできて、ツボミとりと輪台掛け。皆さん、ノート片手に熱心に質問ぜめです。秋晴れのいい日です。(10月26日の一日図書館長さんは、橋本菊佐久さんにお願いしてあります)
午後、津幡中はばたきタイムの三年生たち約70人がどっとやってきた!それぞれが思い思いのテーマで取り組んでいました。パソコンで調べることもできる。書架になくても、書庫に入っている場合もあるよ。分からないことは、とにかく図書館員に遠慮なく尋ねてほしい・・・。学校での図書館利用ガイダンスの時間が必要ですね。
ちょっとシャイなNさんが、「私の一冊」をすすんで書いてくださった。『蒼龍』/山本一力・・・<何かのインタビューで作者が「明日(という日)は(必ず自分の)味方」と言っていたのに惹かれて読んだ。読んでみてやはり思った。「明日は味方」と。>・・・妻に支えられながら、さまざまな苦難の体験を経てきた山本さんの人間的なひだを感じたインタビューでした。それにしても、Nさんの「ひと言」が光ります。

9/26
(木)
津幡中二年生約100人、1時過ぎから総合学習で図書館利用。狭いのもあと2、3年。
図鑑も並べ、今日から<見〜つけた!森林公園のおいしいキノコ・・・23日(祝)森林公園主催の第一回キノコ学習会で集めてきた「食べられるきのこ」たち、「ヌメリイグチ、ナラタケモドキ、チチアワタケ、アミタケ、コクリノカサモドキ、カバイロツルタケ、カワムラフウセンタケ・・・」のうち、6種を並べ「わたしはだ〜れ?」クイズ。きのこは生きもの!色も、形も、香りも、日に日に変化するのでなかなか難問かも?正解者の方にもれなく、お馴染の「いいものグッズ」プレゼント!あなたもチャレンジしませんか。(第二回キノコ学習会は10月13日)
金沢大学広報紙『
アカンサス(ACANTHUS NEWS』第71号が届きました。ボランティアを続けてくれた留学生のトニーさんも紹介されています。
昨年、「昔ばなしクラブ」との交流会でお目にかかった「なにわ語り部の会」の平野ナリ子さんが、桑江さんの案内でほんのちょっと図書館に。シュロで作った秋の虫を手に・・・喜寿を迎えられる方とは思えない若々しさ!
帯広市の森池ますみ(保華/ほか)さんから、お・た・よ・り。北海道では紅葉の彩りがとても美しいそうです。9月中旬に開いた「風雅六人展」のこと、「歩き旅」のことなど、近況をお知らせくださいました。昨年届いた『私(わたし)の好きな霧多布』の一冊が、不思議な「出会い」となって・・・。

9/25
(水)
2002イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(9/28〜10/27七尾美術館)のポスターとペア招待券が届いています。ご希望の方は10月4日(金)までにお申込みください。
9月13日、BEEのメンバーと一緒に楽しんだ紙芝居入門「のまひょうしぎin津幡」の様子が16日、北陸朝日放送で放映されました。見逃した方、興味のある方はお申し出ください。(笠野小学校の子どもたちとの交流、七塚町白尾海岸での清掃の様子なども)
北陸婦人問題研究所(梶井幸代所長)二十周年記念事業として発刊された『郷土の女性に学ぶ』は、津幡町にお住まいの浅見洋さん(県看護大学教授)の「高橋ふみ」研究が「学ぶ会」の発想となって、社会に進出した先輩女性たちの生き方を探る学びとなった全10回の記録が一冊にまとめられたものです。浅見先生は第3回、梶井先生は第4回「出会いの夕べ」のゲストです。(前女性センター館長の押切柳子さんよりいただきました)

9/22
(日)
休館日
昨晩は「賢治祭」へ、「いのみら通信」でも紹介されていましたが、今日はスウさん宅での「特別紅茶の時間」に、埼玉県川口にお住まいの落合美知子さんが仲間のお二人と一緒にいらっしゃいました。「音楽と語り、そしていのちのしずくをわけあうひととき」・・・大家さんの奏でる琴の音が、湯浅さん、落合さんの朗読にいっそう深い趣きとなりました。おひとりお一人の「賢治」との関わり、また落合さんの『いのちのしずく』のお話・・・共感し、感動し、心の響きあいをいただいたひとときでした。

9/21
(土)
今日は宮澤賢治の命日ということで、恒例の賢治祭があちこちで開かれているようです。金沢市の奥、上辰巳町のイーハ陶房(吉野幸夫さん)でも夜7時頃から開かれました。「ドナタモ遠慮ハアリマセン」という田知本正夫さん(県農業短大教授)のHPの言葉に惹かれ、初めて参加した集いです。素朴な会場もよかった。オカリナ、琴の演奏、歌も素敵だった。朗読も素晴らしかった。ワークショップも楽しかった。美味しい物も山ほどあった。嬉しい出会いも・・・連れてきてくださった鈴木晶子さん(すずのき文庫)に感謝。明日は10時〜水野スウさん宅で。
明日(第4日)定休、明後日(月)が祝日、火曜日は振替休日となって、三日間休館です。

9/20
(金)
9年前のわらび座公演の音楽劇「ブナがくれた笛」を覚えていますか。たくさんの人達、子ども達の心が繋ぎあい、その時の出逢いの記録が『いつまでもそばにいてブナじいさん』となったのでしたね。津幡町の《森を愛するブナ仲間、森を愛するブナっ子組》の写真や名前・・・今日、その大切な記録集を開きながら、あらためて感動してしまいました。秋田県田沢湖町に「たざわこ芸術村」をスタートさせている「わらび座」の家和美さんが訪ねてくださったので。

9/19
(木)
いしかわ自然学校」より秋の「里山探検隊」のお知らせ!時:10月19日(土)〜20日(日)、場所:森林公園三国山キャンプ場、対象:小学校4〜6年生(20名)、問合せ先:TEL076−232−3991(詳細ちらしが図書館にあります)
図書館調査の締切りが間近!う〜ん、これがなかなか厄介なのです。来年こそはスムーズにいくようにと、毎年肝に銘じているのです、が・・・・。

9/18
(水)
11時から、絵本クラブさんによる「絵本のじかん」です。今日は10組のお母さんと子どもたち。「ほのぼのサロン」でのブックスタートがきっかけで参加した方も!いないいない・・・ばあ!小さな「みんなのへや」はなんだかとっても好い感じ!
絵本『ミッフィー』のお・み・や・げオランダ語で書かれた『nijntje in het museum』、英語版の『miffy at the gallery』、絵本クラブ山田絵美子さんから。
図書館にはスペースの関係で新聞は5紙。今朝は各紙の一面も、コラム「天声人語」「編集手帳」「時鐘」「中日春秋」「春秋」も、「拉致問題」でした。「国」とは何か、何のための「国家」なのか・・・。

9/17
(火)
10月5日(土)10時半〜で・あ・い講座「津幡町の草&ミズワラビ」講師は山元信さん(中条公民館長)です。ミズワラビ?山野草の仲間では人気の草だとか。山元さんから届いた実物の「ミズワラビ」がカウンターにあります。参加しませんか。
非売品『日本舞踊舞踊劇選集』が西川流家元・西川右近さんが理事長の西川会より届きました。文化庁の支援の元、全国図書館に寄贈された一冊、川端康成、司馬遼太郎などの作品が編纂されています。海外の日本文化研究団体にも推薦があれば配布するとのこと。
「しがまっこ」とは津軽の言葉で「氷」のこと。1996年「らい予防法」が廃止されても「しがまっこ」は溶けなかった・・・のに、今、老詩人の心に張り付いていた氷は溶けてきた。26歳の在日コリアン、金正美(キム・チョンミ)さんが、詩人・桜井哲夫さんに出会ったのは8年前。短大生だった彼女が軽い気持で参加した「らい療養所詩話会」が始まりだった。「らい」が何かさえ全く知らなかったという「ちょんみ」さんと、病に冒されて眼が見えず、指も奪われた老詩人「哲ちゃん」との交流が、素直に、正直に、みずみずしく綴られて・・・「らい」になって60年、17歳で「栗生楽泉園」へ隔離され、苦難の人生の中を歩んできた「哲ちゃん」の豊かで、気高く、透徹したひと言一言、明るい表情に胸突かれる思いです。「ちょんみ」さん、ありがとう!・・・『詩人 桜井哲夫との歳月 しがまっこ溶けた』(NHK出版)

9/14
(土)
「しょっちゅう、とんでもないことをして私をビックリ仰天させる、私をビックリ仰天させるのが女房の趣味らしいのだ」・・・が、アメリカに住む女房の千秋さんから送られてきた小包を開いて、例外もあるものだと思った万起男さん。ところが、それは「人生最大の誤解」だった。千秋さんが偶然出会った小包の中身は『the wish list』という一冊の本、読み始めてその素晴らしさにビックリ仰天した万起男さん。とうとう夫婦で力を合わせ一年以上かけて翻訳、お二人の200の願いも追加して「前略、ごめんください。突然、本をお送りする失礼をお許しください。同封致しました『4001の願い』は、私達夫婦が共同で翻訳した新刊本です。図書館でをご利用なさる皆様が読んで下されば幸いと思っています。匆々 向井千秋&向井万起男」・・・この程、図書館に届きました。
明日は「敬老の日」、明後日は定休で休館です。

9/13
(金)
今夜ののまひょうしぎin津幡&「アンドリューさんの地球人講座」はゲストのBEEの4人も加わって約25人、にぎやかな紙芝居入門の時間となりました。一番バッターは鈴木さん、ベトナムの紙芝居『ぼくスイカだいすき』、大石さんが『おじいさんとおばけ』、北川さんが『三びきのこぶた』、北川智子さんが楽しい手づくりの歌紙芝居『そうだったらいいのにな』、アンドリューさんが『舌きりすずめ』を英語で。最後にBEEのメンバーも加わって『おじいさんのできること』。日本人のメンバー西浜さんを除いて、BEEにとって、初めての日本文化、紙芝居との出会いでした。8月1日〜10月31日稚内から沖縄まで3ヶ月かかって自転車で日本を縦断、環境の問題は地球に住むみんなの問題だと、割り箸は使わない、買い物袋ももらわない、コンビニも行かない、生産者の顔の見える地元の野菜を手に入れながら、今日で3000キロを越えたそうです。明日は中央公民館で10時〜、七塚町の浜で午後3時〜環境問題を考える活動が予定されています。(BEEを追っかけてHAB北陸朝日放送の取材がありました。来週月曜日夕方放映予定)

9/12
(木)
1時30分〜読書会「詩を楽しむ」は水野スウさん紹介の「ゆうぽん日記」から。新刊『さとうきび畑』を順に読んで、最後は与謝野晶子「君、死にたまふことなかれ」・・・昨日の9月11日をテーマに。
明日は、「のまひょうしぎin津幡」&「アンドリューさんの地球人講座」です。北海道から自転車で日本縦断しているBEE(Bicycle for Everyone’s Earth)のメンバーもちょうど津幡にやってきて、アンドリューさんと一緒に参加します。ところが、ナント!世界に羽ばたく我らが野間センセイは、今頃はるか海のカナタ、カナダの日系移住者の方たちの前で「紙芝居」!センセイがいなくとも?!?たまには自主学習は如何でしょう。夜7時半〜どなたでも。

9/11
(水)
子どもたちが帰ってこない?で、ひょうたんをとろうは、3時半〜。アンドリューさんと子ども達とお母さん、8人で収穫しました。合計18個・・・約1ヶ月水に漬けて・・・種を取り出して・・・乾燥させて・・・さて!その次は?(一昨年はバーバパパの家族、マラカス?も作ったっけ)
約3千人の犠牲者を出した米同時多発テロからちょうど一年。世界は変わった・・・・・のか。社会学者の
上野千鶴子さんが『非力の思想』と題して「報復は力ある国のおごり・・・世界にはやられたらやられっぱなしの人々が、たくさんいる・・・戦争を含めてあらゆる暴力が犯罪だ・・・」とフェミニズムの立場から平和への希望を投げかけている。(朝日新聞朝刊より)

9/10
(火)
明日の手話教室は講師の吉田さんの都合でお休みです。
明日は、と・つ・ぜ・ん!アンドリューさんと「ひょうたんをとろう」です。図書館でみごとに育ったひょうたんです。午後3時〜どなたでも。
森林公園から「きのこ学習会」のお知らせ!9月23日(祝)、10月13日(日)の二回(各30名)です。明日から受付けが始まります。(рO76−288−6449)

9/9
(月)

時にはTV
タイトルに惹かれた昨日のNHK深夜番組ふたつ。初めの方を残念ながら見過ごしてしまい、ふたつめだけ見ることができました。進行性筋ジストロフィーにおかされた14歳の少年、高野岳志さんの姿を追った昭和46年放映のドキュメンタリー。生きることの意味を真剣に、誠実に追い求めた高野さんの生き方が強烈に胸を打ちました。そして、彼が願ったのはほかでもない「普通の生きかた」であったこと!その頃、まだ子育ての真っ最中だった自分、社会の現実に向き合っていなかったことを今さらながら知らされています。(再放映を!)
休館日の今朝、偶然見たNHKTV「自然百景」はなんと!一度行ってみたい!と密かに憧れている北海道の「霧多布湿原」でした。昨年の図書館でのささやかな「北海道」展で紹介したのを覚えていらっしゃるでしょうか。「霧多布」と出会ったのは、ちょうど一年前。画集『私の好きな霧多布』が届けられ、著者の森池ますみさんから心こもったお手紙をいただいたり、スケッチを描かれた五味和男さんからは素敵な絵葉書をいただいたり・・・浜中町に寄せる想い溢れた一冊の画集が、温かく不思議なご縁を運んでくれました。「キリタップ」とはアイヌの言葉とか、あたり一面にたちこめる霧、湿原から流れる水に育まれる植物、生きものたち、昆布を干している人々の暮らし・・・『私の好きな霧多布』

9/8
(日)
おやど商店街で「どまんなかフェスタ」が開催され、おやど橋周辺を中心にさまざまな催しがありました。弘願寺を会場にお茶会や二胡などの演奏会、石川高専建築科学生によるベンチ作品展・・・図書館前も歩行者天国となって、ふらり立ち寄る人、涼しさを求めて一服する人、お手洗いに飛び込んでくる人など、にぎわいました。町の真ん中に気軽に利用できる公的施設があることは実は大事なことなんですね。新図書館建設実現に向かってようやく大きな一歩を踏み出しましたが、現図書館跡の利用計画も大切な課題だと思われます。

9/7
(土)
昨日、今日と久しぶりの雨模様・・・・・昨日から「ごみとリサイクル」展。県立図書館ロビー展示資料を借り受けて展示しています。(13日、BEE訪問に関連して)
2時から「はまなす文庫」で第一回「平和をよみつぐつどい」。平和への想いを自分に引き継ぐ作業をすることで、子どもたちに届けることができる・・・主宰の細川律子さんの読む絵本『ひろしまのピカ』、『トビウオのぼうやはびょうきです』〜参加者が順番に『第二楽章〜 ヒロシマの風〜』(角川文庫)の詩編を朗読。高松町のブドウ畑に囲まれた道を辿って、初めて訪ねた「はまなす文庫」は、津幡町の水野スウさん主宰のオープンハウス「紅茶の時間」と通い合う空間でした。これまでにどれだけ多くの方たち、子ども達が、安らぎ、学びあい、豊かになっていったことか。絵本やパッチワークのタペストリーに囲まれて・・・。

9/6
(金)
午後、平成14年度第2回県立図書館協議会に出席。10名の委員の中の一人です。図書館を常に前向きに理解し、応援し、かつ発展的な意見を交わす機関として、当館でも設置していく必要があると承知しています。時期を考えながら。
2年前、季刊誌『いしかわ人は自然人』で募集していた“きのこ探検隊”に応募して(ナント誘った友人と県内でたった二人!だけ)、隊員としてきのこ会の方たちに交じって、池田先生の後に付いて回って、その時以来、先生をお迎えする機会を練って、今回の第31回「出会いの夕べ」!・・・テーマは「石川のきのこ」。きのこは植物ではないのです。雌雄もないのです。でも、好き嫌いがあって、しかも浮気性!?と、思わず身を乗り出す面白くて不思議なきのこの世界をスライドで紹介しながら、きのこ採りの極意も伝授。今は手に入れるのが難しいという『石川のきのこ図鑑(平成8年発行)、その美しく緻密な写生原図も見せてくださった。動物、植物、そして菌類の三つのバランスによって、生態系の安定が維持されるという、生命の根源に触れる興味尽きないお話でした。これまでに収集した膨大な標本資料を、県内できちんと保管し、かつ研究者の利用に供する施設がないのが残念とのことでした。この偉業も、家族ぐるみでの協力、健康に恵まれたからこそ!と、人間味溢れる池田先生、昭和5年のお生まれ。金沢市のつつじヶ丘から、津幡町の小さな図書館へよ・う・こ・そ!

9/5
(木)
議会を傍聴するためには、傍聴券が必要(先着35名)。今日ので・あ・い講座「町を知ろう」は参加者12名、朝一番に傍聴受付けを済ませ、まず隣の福祉センター二階へ。故岩井隆盛先生の愛蔵本や著書など、図書館スペースの関係で「岩井文庫」として整理した資料が別置してあります。今回初めて文庫の存在を知って、一冊一冊興味深く手にとる方も。9時、マイクロバスで運動公園に向かい、藤本所長さんの説明で体育館内や整備中の多目的競技場、オープンしたばかりの運動公園陸上競技場などを見学しました。広々として、完備された設備に目を見張る一方、有効に利用されなくては勿体無いとの思いを抱きながら、再び役場へ。昼頃まで、毎年恒例となった議会傍聴です。若い方から80歳を超える方まで、ほとんどが初めての体験とあって、やや緊張気味でしたが、熱心に傍聴。新町長となって町政への関心も高く、また井上地区での遊技場出店の問題も起きていて、傍聴席は満席の状態でした。「ほとんど知らないところをたくさん見せていただき楽しかったです。運動公園はぜひ使おうと思いました。岩井文庫は2年がかりで、しかも最後は夜12時まで・・・“図書館は大きさじゃなくてどう使っていくかだ”という館長の言葉にも感動しました。いつもの自分の考えを恥ずかしく思います。今日は本当にありがとうございました。」杉井さんから早速、一言感想!こちらこそありがとうございます。
いよいよ2学期!元気一杯!担任の関谷先生と学級図書を借りにやってきた津幡小五年生。
笠野公民館よりビデオ「第13回笠野祭り」(撮影・編集/山崎久雄)が届きました。
明晩7時半〜第31回「出会いの夕べ」です。ゲストは池田良幸さん。「石川きのこ会」の会長さんです。著書『石川のきのこ図鑑』などを通し、きのこの不思議、魅力を語っていただきます。関心のある方、どなたでも。(申込み不要、無料)

9/4
(水)
「学徒援農」という言葉をご存知でしょうか。第二次世界大戦末期、戦争激化に伴い、農村の労働力減少を援助するため、20万人もの若者たちが動員され、日本最後の食料基地としての使命を担っていた北海道へと向かいました。昭和19年、津幡でも希望者を募り、津幡農学校の二年生70人が、北海道へ派遣されたそうです。当時満15歳だった山崎久雄さん(太田)も親の反対を押し切って参加、村長さん宅に泊まることになったこと、言葉の訛りで笑われたこと、夕食の献立・・・空知郡奈井江町での約3ヶ月間の日々を丹念に記録。長い年月の間にぼろぼろになったその日誌を、平成3年、山崎さんはあらためてワープロに打ちなおし、当時の新聞記事、今年ご夫妻揃っての北海道旅行の思い出と共に一冊の大切なアルバムとして整理されました。懐かしの「奈井江町」は北欧の町と姉妹提携し、今『産業と福祉の田園文化都市』となって、全国市町村から熱い視線を浴びているそうです。
祖濱賢太郎さん(金沢)より定期便『宇郎居抄』第15号が届きました。2章ではカタカナばやりの看板群の中にあって「春の色」など、風情のある、心惹かれる看板について述べられている。10年以上も前に橋場町界隈に、「鳥屋のとなりの焼き鳥屋」という看板があったという愉快な一文も。
津幡小学校だよりが届きました。今回のサイエンス欄テーマ「メダカ」です。2000匹の中から選びぬかれて宇宙体験をした「メダカ」の子孫らしい。毎日毎日増えている、との教頭先生の言葉どおり、『科学のアルバムーメダカのくらしー』(あかね書房)にも、確かにメダカは「毎日早朝産卵」とありました。
明日はで・あ・い講座「町を知ろう」、8時30分役場集合です。

9/3
(火)
<後悔も一緒にった特価品/食べながらせる話に花が咲き/一本は僕が作った母の>・・・の中は漢字一文字。チャレンジしてみませんか?新刊『虫食い川柳』です。「目線は視線より人工的で計画的」「米がコメと書かれる理由は?」「〜ちゃんのばかと〜ちゃんはばかとの違い」など、読者からのむつかしい疑問にさすが!の名回答『井上ひさしの日本語相談』です。眠れない夜のささやかな愉しみに肩のこらないお薦め二冊は如何でしょう。
昨日の新聞に長野県知事に再選された田中康夫氏が県政改革を「・・・年齢や性別、経歴や肩書き、そして国籍や障害の別を問わず・・・」呼びかけている言葉があった。常に図書館として意識している言葉、ごく当たり前の言葉なのに当事者以外忘れがちな言葉、田中さんが発するその言葉は深い意味を持っている。
久しぶり!内灘のお店で塩谷マクスダさんにお会いしました。相変わらずエネルギッシュな魅力を発散しているマクスダさんは、昨年春、第24回「出会いの夕べ」のゲストとして著書『ターラ』を中心にインドと日本について語ってくださった。この間まで、スイスのジュネーブで開かれた人権フォーラムに出席、10月には日本文化を紹介するためインドへ行かれるとのこと。

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8/31
(土)
ホストファミリーの出見世さんがアメリカ人のカリッサさんを案内して図書館へ。アジア言語を勉強しているカリッサさんは、中国語も韓国語もOK。目下、漢字の猛勉強中だそうです。
津幡運動公園陸上競技場がオープン。有森裕子さんの講演や招待選手たちによるウォーミングアップ、教室など盛りだくさんのセレモニーが予定されているようです。「想いを持ち続けることこそ夢を実現させる」・・・有森さんから若い人たちへのメッセージでした。
電話から流れるピアノの調べ・・・♪ま〜たたくみそら〜に夕日は落ちて♪・・・懐かしい曲につい口ずさんでしまいました。娘さんに手ほどきを受けて見捨てられて!それでも自分でピアノを練習している!という方が、電話の向こうで弾いて聴かせてくださった。こんな涙が出るようなプライベートコンサート、ありがとうございます。

8/30
(金)
追加!でいただきました!≪県立美術館招待券≫全部で三枚です。3名の方に!
学童保育「あしのこクラブ」のしっかり者!二年生5人が、暑い中、バスに乗ってやってきて、帰りのバスの時間まで、「泥だんご」ビデオ特別上映会。
田鶴浜町より『赤蔵山ハンドブック』が送られてきました。8月3日、幕末の大句会が175年ぶりに開催されたのを機に発刊された一冊。豊富な写真資料(水戸黄門ロケも!)で、歴史、文化、自然を身近に知ることができます。室生犀星記念館からは図録『犀星』、犀星に関する資料、遺品などが一冊にまとめられています。
センス・オブ・ワンダー」上映会がご縁で知り合って以来、ご協力いただいている内灘町の水上裕規さん作詞の「砂丘の花」がMROテレビ「テレポート6」で紹介されるとのお知らせ、情緒あふれた美しい内灘賛歌です。(明日録画、9月4日夕方6時20分放映)

8/29
(木)
夏休みの宿題の追い込み!です。新しくカードを作った人たちが8人も!図書館調べのためにお父さんと一緒に初めて図書館に来た女の子、本を借りるのが無料だと知ってほっとしている男の子たち、夏休み中は、といってもあと3日ですが、10冊貸出しOK!なんですよ。
一昨日放映された、夏のドラマテレビスペッシャル「明智小五郎対怪人二十面相」にはビートたけしが怪人二十面相となって出演。図書館にある『怪人二十面相』(江戸川乱歩作)の人気は??!すごい!もうとっくに貸出しになっていました。遠い昔、この「少年探偵シリーズ」をわくわくしながら読破した方も多いのでは?
お話の語り手・神田洋子さん(金沢)が来館。11月29日(金)、県立音楽堂で、ケルト文学の語り手として日本での第一人者・櫻井美紀さんが語る「デァドラ、愛と悲しみの詩」&ケルティック・ハープ演奏の「Celtic Set(ケルティックセット)」を企画されたとか。(前売りチケットあります)

8/28
(水)
七尾美術館の「長谷川等伯展〜妙蓮寺の長谷川派と若き日の等伯〜」(9月23日まで)招待券は牧田さんにプレゼント。石川県立美術館の「利家とまつ〜前田家と加賀文化〜」(9月14日〜10月27日)の招待券も今日届きました。希望者に抽選でプレゼント!!(9月13日までに)
センス・オブ・ワンダーの図書館にようこそ!夕方、桑江さんと一緒に、香港の麦家浩(マッカホ)さんとドイツのユッタさんが図書館訪問。金沢のリファーレで日本語を学んだ麦家浩さんはもう2,3日で帰国、ユッタさんは来たばかりでこれからユーロセンターで日本語の勉強が始まるとのこと。今日は水曜日なので、交流員のアンドリューさんにも会えてラッキーのお二人でした。
お気に入りの一冊や、感動した本のPRを皆さんに書いてもらっている「
私の一冊」・・・児童用、一般用のファイルに次々と綴じているのですが、これが結構チェックされているのですよ。自分の紹介の言葉が次の誰かの心に繋がっていくなんて素敵でしょ!今日は『』に惹かれて探していた小学生たちがいたと、カウンターからの嬉しい情報です。

8/27
(火)
11時から福祉センター2階での「マタニティーサロン」に!?といっても、「ブックスタート」に関連して図書館紹介が目的です。いいお産をするための「妊婦体操」、「沐浴実習」、心豊かなこどもに育てるための「親子の絆を考えよう」、おなかの子とお母さんのための「歯と栄養」の4回セットが、健康推進課が中心になって、年に4回開催されています。まだまだ図書館を知らない方が多いのも事実、生まれてくる赤ちゃんのために、赤ちゃんがおなかにいる時から図書館、絵本に出会ってもらおうと、今年から、第3回目の「親子の絆」の講座のあとに図書館紹介タイムを設けさせていただきました。ごくわずかな時間でも、出会うきっかけは多い方がいいのです。「ブックスタート」はいつからでも!!
石川きのこ会会長の池田良幸さんが夕方の石川テレビに出演!9月6日(金)の夜はその池田さんを迎えて、第31回「出会いの夕べ」です。
時間によって混みぐあいが違いますが、今日の貸出し230人、993冊。夕方5時台には貸出し、返却の合計85人、391冊。40秒に1人の割合で機械処理をしていた計算になります。次に多いのは11時台。少ないのは昼1時台、22人、90冊。(今日はちょっと静か?との問いにお答えして)
今日は2回!「泥だんご」ビデオ上映会。夏休みの終わりに親子でチャレンジ!と皆さん張り切っています。3人以上集まれば上映OK!
ひまわり共同作業所発行『作業所だより』が届きました。名刺作りにも挑戦しているそうです。

8/26
(月)

休館日
第4日曜日の昨日も定休日。ところが、夕方にはブックポストがいっぱいになって、ポストの上まで積み上げられていると役場に連絡が入り、連絡を受けた図書館員が飛んできたそうです。さて今日も、職員たちと、県立図書館から帰ってきた頃には、一日で既に満杯。できるだけ開館時間内に返却してもらえれば何ら問題はないのですが・・・何かいい方法があるでしょうか?
ブック・トーク」の目的は子どもと本を結ぶこと、だから、何を紹介するかが大切なこと。それには、自分が面白いと思った本を誠実に紹介していくこと。何よりも本の力を信じること。今日の県立図書館での「ブック・トークをはじめましょう!」の講師、川崎登美子さんの言葉はとても穏やかな口調ですが、大ベテランとしての強い説得力がありました。石川県に来られて、この3日間、パワフルな活動をなさっているというのに、今日の講座も実に充実した一日でした。これまで「えほんのへや」でやってきた新刊紹介、小学校PTA集会や町のしらとり女性学級新年会での本の紹介(昭和23年出版の『風の子』は何十人もの方たち間で読み回され、とうとう映画上映も実現!)、小さな図書館が続けているこんなことがブック・トーク!なんですよね。

8/24
(土)
図書館の本は、新しく購入したもの、寄贈されたもの、そして遡及(そきゅう)の形で登録しているものに分けられます。遡及本は、図書館が開館するまで図書室として機能していた福祉センターや中央公民館から移動した本です。しっかりゴム印が押されているので、一目で区別がつきますね。現在はコンピューターで処理されるので、誰がこの本を読んだのかという経歴は勿論、自分の本の履歴さえも残りません。しかし、6年前までは、本の後ろに袋が貼られ(皆さん読書の前後によく手を洗いゆびをなめずにページをひらき表紙を巻きかえさず書き込みや折り目もつけずいつも気持がよいように/読みましょう・・・と書かれた)、借りた人の名前が書き込みされた貸出しカードが入っていました。プライバシーの保護という点では、大いに問題がありますが、もう今は20歳、30歳を過ぎた人たちの、子どもの頃の筆跡に出会うと感慨深いものがあります。何回も何回も同じ本を借りている子や、どの本も読破している子、その妹や、弟たちの名前も書き込まれているカードは、子どもたちにとって、面白い本を探す「拠りどころ」となっていたのかもしれません。
ここ数年、子どもたちに本を紹介しようとする活動(読み聞かせお話ブックトーク)が積極的に進められるようになってきています。この夏は、県立図書館主催「おはなしキャラバン入門講座」3回シリーズも始まり、来週月曜日の「ブック・トークをはじめましょう!」が最終回。講師は川崎登美子さん(日本図書館協会評議員)です。今日は、その機会を生かし、七塚町のふれあい館を会場に「小学生のためのブックトーク」が企画され、子どもたちだけでなく、関心を持つ人たちも集まって、川崎さんの自然なブック・トークの世界に引き込まれました。「ブックトークの楽しさ」を少しでも多くの人たちに分かってもらいたいという川崎さんのほとばしる情熱が深く伝わってきます。明日は、寺井町立図書館が会場だそうです。
明日、明後日は休館日です。

8/23
(金)
10時〜「菊の花の会」。暑い陽ざしの中、菊佐久さんを囲んで、お昼頃までびっしり学び合ったその後は、繁ったひょうたんの陰で、がぶり!と真っ赤なスイカ!!和気藹々のその雰囲気がいいですねぇ。(図書館までスイカのおすそ分けをいただいてしまいました)
カウンターの返却などの仕事をしていると、忘れかけていた本に出会えることがあります。写真絵本『みんなのかお』(福音館書店)もその一冊。実物大!の巨大なウォンバットの顔の表紙をめくると、いろんな動物たちの顔・顔・顔・・・“人間がひとり、ひとり違っているように、動物たちの顔もみんな違う!ゴリラはぜんぶゴリラだけど・・・ラクダもぜんぶラクダだけど・・・”という当たり前の事実が驚き!ずらり並んだ仲間たちの表情にゆっくり向き合う楽しさ。彼らの生活環境まで想像してしまいます。3年前、ユネスコ石川子ども文庫として寄贈いただいた50冊の中の一冊です。
新刊『写真が語る 子どもの100年』(平凡社)の中の、坊主頭、おかっぱ頭の子どもたち、思い出と重なって、懐かしい。戦前〜戦後の時代の流れの中で、子どもたちは明るく、写真を通して歴史が如実に蘇ります。同じく写真で綴る『別冊歴史読本(幕末・明治・大正)古写真帖』(新人物往来社)も新刊。
インコを探しています!!」・・・8月1日朝、飛んでいった水色インコ、人なつっこくて、「なっち おはよ」が口癖とか、田辺さんからのお願いです。見かけられた方、図書館までお知らせください。

8/22
(木)
1時半からは読書会「人生本談」、今日は「遠藤周作の作品」をテーマに話し合いが続いていました。
ボランティアをしてくれた留学生のトニーさんは、今日、日本を発ちました。お元気で!
6月に企画した「女性県政学習バスにのって〜自然とふれあいセンス・オブ・ワンダー」の写真ができあがっています。カウンターに用意してありますので、参加された方はどうぞ。

8/21
(水)
貸出しが今日も200人を超えました。
三重県の久居市図書館から、本の借用依頼がありました。図書館界のすばらしさはそのネットワークの良さ。お互いに必要な資料を相互貸借という形で利用し合っています。
午前中、学童保育もりもりクラブの一、二年生15人が、図書館で「泥だんごビデオ勉強会」。3時からは定着してきた人気メニュー「アンドリューさんと話そう」です。絵本『すてきな三にんぐみ』の読み聞かせのあとは、得意のギターに合わせて「The Hokey Pokey」。お母さんと一緒に小さな子も歌って歌って、踊って踊って!゛R゛と゛L゛の発音が難しいですね。

8/20
(火)
今年の夏、最高の貸出し231人、カード作製も21人。熱気に満ちた!(外は涼風)一日でした。特に11時台、夕方5時台には2分弱に一人の割合で貸出しました。
ウチのセンセイ!酒井弥(さかい・みつる)博士より『図書館だより 秋号』用の科学随想の原稿が届きました。小さな図書館のために、ちゃんと次の原稿を準備してくださる先生に、いつも感動してしまいます。先生の住む福井県今立町は津幡よりもやや気温が高く、地球温暖化がもたらす暑さのために「時々、支離滅裂なことを考える」のだとのことですが、先生のおすすめ、道草が柔軟な発想の原点とか。秋号随想では「科学の原点は○○○にあり」のタイトルで、現在の教育のあり方に警鐘を投げかけられている先生、先生のような方が真の科学者なのだと思わずにはいられません。

8/19
(月)
休館日。職員と一緒に、朝から県立図書館主催「おはなしキャラバン入門」の第2回「おはなしをはじめましょう!−聞くことと語ること−」に参加しました。講師は以前金沢にもお住まいだったという中山世里子さん(滋賀県・けやき文庫)でした。おはなしを聞くのは大人だって楽しい、また、語ることは自己表現の楽しさもあります。「おはなし会プログラム」には、語り手として河北お話ボランティア「やまんば」の鍛冶さん、大石さんも。落ち着いた話しぶりはさすが!でした。
4時、図書館に戻るとブックポストが2つとも満杯でした。明朝までにお天気が崩れそうなので、このままでは危なかった。(ポストに入らない場合は、ご面倒でもお持ち帰りくださいますように)

8/18
(日)
センス・オブ・ワンダー」記念日の8月18日、7時半からので・あ・い講座「ハープ入門本に囲まれminiコンサートは、ハープ奏者の吉村智子さんが講師となって、素敵な素敵な1時間。約30人の参加者に囲まれ、ハープの弦は47本(赤穂浪士・都道府県の数)、弦や木の材質、ペダルがあるので88の音が出せることなど楽器の説明から始まって、ピアノ教師だったお母さんのこと、他の愉しみを忘れひたすら練習に励んだ小・中学生の頃の思い出、厳しい練習の日々、差別やいじめの連続だったフランス留学・・・さまざまなハードルをみごとに乗り越え、成長し、強くなっていった吉村さんを知りました。そして、吉村さんを支えている優しいご主人との幸せな出会い、津幡町に住むことになったいきさつも!小さい時から一つのことを追い求め、練習を続けてきた吉村さんの深い言葉に感動!!お話の途中で「千と千尋」の「いつも何度でも」、ハープの名曲「引き潮」の美しい演奏、最後に今は亡きお母さんが好きだったという「ふるさと」。こんなに近くで、ハープを見るのも聴くのも初めて、勿論触れるのも。順番に並んで「グリッサンド」奏法も体験、ハープという楽器の魅力に出会いました。素敵なアーティスト・吉村智子さんのこれからのますますのご活躍を、心から願わずにはおれません。8月25日には森林公園で、11月11日には県立音楽堂でベルリンフィルの「最高の4人組!」と共演されます。パンフ、チケットも図書館に。(ハープは180cm、40kg!!・・・運搬は、生涯学習課の力持ち!男性3人がかりだったのです)

8/17
(土)
新刊『にんげん住所録』(文藝春秋)は高峰秀子さんの言いたい放題の潔さが爽快です。複雑な家庭環境、小学生になった彼女の孤独の救世主が担任の先生だったこと、先生からの絵本で文字を覚えたこと、以後読書が唯一の友だちになったこと、その楽しみを奪おうとする「オニ」のような養母を、今、反面教師と言い切る70歳の高峰さんは眩しい程に明るい!装丁、挿画は安野光雅。その75歳の安野さんと89歳の彫刻家・佐藤忠良さんの対談『ねがいは「普通」』(文化出版局)も格別の面白さがあります。「子供たちのためによりよい美術教科書を作ろう」という仕事がきっかけで知り合ったお二人のホンモノの芸術論から教育論・・・自然体で楽しげに語られている。「いい顔」のお二人をご覧ください。(佐藤さんの娘さんが女優の佐藤オリエ!・・・ご存知ですか)
総事業費30億、10月開館の松任市学習センターは図書館・児童館・コンサートホールからなる複合施設で、2階には県内最大規模(3万冊)の「こども図書館」も。都市計画課の岩本さんと実際に見学して、その規模の大きさに驚いてしまいました。お盆の時期で、見学者も多い中、伊藤峻館長さんが案内してくださいました。「自動貸し出し機」の設置、充実した「学校図書館支援室」など、今後の取り組みとして大いに参考になりました。
お母さんは隣のスーパーへお買い物らしい。ぶーらぶーらしている姉妹を「絵本のへや」に誘って、手にした絵本は、角野栄子さんの『おさんぽ ぽいぽい』。内容は違うけれど、確か、NHKの合唱コンクールの課題曲も同じタイトルだったナァ・・・で、一緒に「おさんぽぽいぽい」と読んでみると、これがまた夢のある不思議な絵本で、1年生のお姉ちゃんはすっかり気に入ってしまいました。
明日の夜は♪♪♪ハープ入門

8/16
(金)
新聞によると、10月10日オープンの松任市学習センターの見学会が始まったそうです。一般市民を交え、じっくりと構想を練り、建設が実現されていった施設。津幡町の皆さんにも見ていただきたい。
今日のお昼頃、来館された方はラッキー!!でしたねぇ。中島町の工房と金沢のお店を行ったり来たりしている上村彰さんが、馴染みの図書館!にふら〜り立ち寄って、オカリナ演奏!スイス民謡「ヨーデル」、今静かなブームの「島唄」、そして沖縄の「芭蕉布」の3曲が次々と奏でられ、オカリナの優しい音色が小さな図書館いっぱいに美しく響きわたりました。(そうそう、上村さんは、ハープ演奏の吉村智子さんとお知りあいだとか、人と人のつながりって、不思議です。明後日の「ハープ入門」では、吉村さんのお話と演奏があります。夜7時半から、本に囲まれて小さなコンサート。どなたでも!)

8/15
(木)
やっぱり、お盆でした。貸出し64人、277冊。それで、たまった事務所内の仕事がはかどりました。毎月の館報の原稿も仕上がりました。図書館だより夏号の再チェックも完了しました。
アースディ21編集の『地球と生きる133の方法』には地球環境を守るために、「ペットボトルでなく水筒を持とう」「旬の野菜を食べよう」・・・など、ひとりひとりが取り組むことができる方法が提示されています。炭利用の「つくってみよう!わが家のミネラルウォーター」も今すぐにも実行できそう。柴田敏隆著『カラスの早起き、スズメの寝坊―文化鳥類学のおもしろさ』は、人も鳥も自然の営みの前には基本的に同じ、だから「人間優位の姿勢は間違いですぞ!」との念を込めて書かれた鳥たちの愉快な生活。単に「面白かった、楽しかった、サヨナラで終わらずに」と添えられているが・・・確かに面白い、楽しい、ついつい読み進んでしまう。「沈黙の春」状態の自然の中で生きる鳥たちのみごとな知恵。ところで、ウグイスの色は鴬餅の色でしょうか。本物のウグイスの判別が果たしてどれぐらいの人たちにできるでしょうか。柴田さんはパターン化された私たちの自然認識を問いかけます。(・・・新刊)

8/14
(水)
今日はさすがに少なくなって、それでも127人、562冊の貸出し。
3年前に開催したで・あ・い講座「初めての大菊作り」が成長して、昨年からは新しく自主グループ「菊の花の会」として発足。20人の仲間たちが、月一回、図書館横の見本用の3鉢を囲んで、講師の橋本菊佐久さんから菊作りの秘訣を学んでいます。ところが昨日、橋本さんが毎日お世話してくださっている見本用の菊の一本が、頭のところが折られている。これまで一度もこんなことはなかったこと、困ったこと。心痛めて、申し訳なくて、橋本さんにお伝えしたところ、朝一番に水遣りにこられた時点でもうご存知だったとのこと。そして「心配いらん。あしたになれば、また変わっているかもしれんよ」?!?そして、今朝!確かに、ちゃんと新しい菊と交換されていた・・・・・・。
今日の「泥だんご」ビデオ上映会は2回。そうそう、水野スウさん宅の「紅茶の時間」でも特別上映・・・まさしく哲学!いつか作りたい・・・と、スウさん。泥だんごは、まさしくセンス・オブ・ワンダーなんですよね。
町議会日程の決定に伴い、で・あ・い講座「町を知ろう」の日程も決まりました。9月5日(木)9時〜「議会傍聴と施設見学」です。(定員は約20名)

8/13
(火)
お盆の日・・・静かな午前中でした。が、みるみるうちに貸出し212人1018冊
あれっ!?なんと!2度も「出会いの夕べ」のゲストになってくださった、酒井敦さん!!ご実家が津幡なので、ちっとも不思議ではないのですが、思いがけなくて、つい大喜びしてしまいました。お忙しい酒井さん、お里帰りを兼ねて、図書館で調べ物でした。『ガオ』(福音館の月刊絵本「こどものとも」)のこと、作家・田島征三さんの近況、酒井さんがこれから取り組もうと考えているテーマ、絵本創りへの意欲・・・など伺うことができました。南の島に魅せられた若き酒井さんの人間味溢れる『沖縄の海人』(晶文社)とライターの土方正志さんと組んで全国18体の即身仏を訪ね歩いて写真を撮った『日本のミイラ仏をたずねて』(晶文社)、まだお読みになっていない方、是非一読を。

8/12
(月)
子どもの読書活動を広げていくための基礎的な知識、技術を学ぼうと、県立図書館主催の「おはなしキャラバン入門講座」(平成14年度 子どもの読書活動推進事業)が社教会館で開かれ、運良く休館日だったので、職員2人と参加することができました。「読み聞かせ・ストーリーテーリング・ブックトーク」の3回シリーズの講座ですが、70人近い方たち(図書館員、文庫関係の方、学校の先生)が参加、関心の高さがうかがえました。今日の講師は佐藤凉子(図書館の学校常務理事)さん、「読み聞かせ実践をはじめましょう〜方法と技術〜」のテーマで、午前中は講義、子ども読書推進法の意義について明確に意見を述べられ、子ども達にとって基本的なキーワードは「自由で楽しい」こと、さまざまな絵本が次々出版される中で本をどう読むかは些細なこと、「どの本を選ぶか」が第一なのだと話されました。ブックリストをもとに、子ども達に愛され、読み継がれてきた本たちを、昔話・ファンタジー・ナンセンス・科学絵本・紙芝居の世界へと広げながら紹介。「ことば」に対する感性を!とのお話も心に響きました。午後は演習、4人の方たちの読み聞かせをもとに、読み聞かせの具体的なアドバイスがありました。「基本は素直に」「ゆっくり(ゆっくり過ぎるのも問題らしい!)・はっきり・後ろまで声が届くこと」、語られる言葉ひとつひとつに自信に満ちた輝きがあり、参考になることばかりでした。「方言もひっくるめてその声が自分!」との言も心に残ります。共感と再確認と、発見、濃密な一日でした。読み聞かせに携わる人たちを支援しながら、共に成長していく図書館でありたい。

8/11
(日)
県森林公園主催の昆虫を探そう!は、ひょんないきさつから君の代理保護者となって参加することになり、4時半、まだ夜が明けやらぬ暗い中、車を走らせ、森林公園に向かいました。図書館で情報を得た家族連れもたくさん参加していました。公園の職員の方が何日前からか集めたというカブトムシをまず一対ずつ(エサのゼリーも!)もらって、網とカゴを手に張り切って出発した子どもたち(お父さん?)でしたが、なかなか見つかりません。でも、早朝の森の爽やかな空気!小鳥たちの声!それだけでも十分かな。家に戻ったのは6時半。(ところで、昆虫少年君はさすが!ちゃんとクワガタを見つけました。歩きながら、カブトムシたちにぴったりの小枝を見つけたり、ハラビロカマキリのメスを見つけたり・・・)2年前の夏、図書館のオオゴマダラチョウのさなぎの羽化を一目見ようと、早朝5時半から30人もの人たちが集まったこと、人気者の2匹、「ゴマ」ちゃん、「ダラ」ちゃんを、特設コーナーで飼育したこと、毎朝開館前に館内で飛び回ったこと、行方不明になったと思ったら、お気に入り?の本にとまっていたこと、鶴来町の県昆虫館まで届けたこと・・・など、素敵な懐かしいできごととして思い出してしまいました。
36度を超える猛暑の昨日、そして今日、町の女子テニス監督(名前ばかり!なのですが)として応援、女子テニスは昨年に続き、見事!優勝しました。テニスと同様、各種スポーツによってそれぞれの妙味があり愉しみがある。芸術の分野もしかり・・・文化とは、スポーツも含め、人間の生み出すもの全てを包含したもの・・・と考える時、図書館こそまさしく文化の中核であると確信させられます。(と、夜のお祝いの打ち上げの席で、図書館PRをしてきました。勿論!「図書館だより夏号」も忘れずに)女子総合優勝は津幡町、男子は準優勝でした。

8/10
(土)
昔話クラブによる「つばた昔むかし」のはじまりはじまり!・・・夏の風物詩は盆踊り、今日は山崎弥生さんが太田地区の盆踊りのはじまりについて語りました。「目蓮尊者」が垂らした蜘蛛の糸のお陰で、地獄の釜から抜け出すことができた8月15日、人々が大喜びして飛んだり跳ねたりしたことから始まったとか、特別ゲスト・細山吉さんによる中条地区の「サンカサ」の盆唄も披露されました。(鶴来町を主会場に、今日から県体が始まりました。実は、テニスの応援のため、途中で出かけなければならなかったのですが、録音テープで残りを聞くことができました。関心のある方はどうぞ)

8/9
(金)
県農林総合事務所森林課より、木の枝や木の実で作った作品(虫や動物たち)が届きました。森の遊びが満杯の一冊『森の標本箱』と一緒にセンス・オブ・ワンダー変身!〜森の中で〜!!今日から1週間の展示です。
泥だんごビデオ」が人気!!今日も、学童クラブで学習会があったのですよ。
昨年のセンス・オブ・ワンダー上映会がきっかけとなって発足した「あなたと私/センス・オブ・ワンダーの仲間たち」の名前で、「センス・オブ・ワンダー」教育用ビデオと英語版の制作にささやかながら協力。図書館に集まった募金(1口/1万円)を先月末に送付したところ、センス・オブ・ワンダー上映委員会事務局より、早速、8月2日にできあがったばかりの新刊『レイチェル レイチェル・カーソン「沈黙の春」の生涯』が届きました。募金期間は、ヨハネスブルクサミットが始まる8月いっぱいまでとなったそうです。
今日から「絵本ワールド」・・・今日は『あらしのよるに』の作者・きむらゆういちさん、明日は松居直さん、まついのりこさん・・・素敵な講演が続きます。
明日は、11時から「つばた昔むかし」・・・「太田の盆踊り余ばなし」お楽しみに!

8/8
(木)
1時半からの読書会「詩を楽しむ」は水野スウさん紹介の『変わりゆく世界』(太田朋/青心社)・・・シンプルな絵とことばが響きあい、優しく深く心に沁みこみます。「世界が息づいている」こと、こんなにもそっと語りかけてくれる一冊。金沢にも住んでいらっしゃったさかもととしこさんの『あの日 見たこと』・・・戦時中、小学生のときの心に焼きついて離れない体験、「モモコ」という名のブタ・・・「命」「生きること」について考えあいました。
こわい話について話題になって、職員が「怖かった〜」と持ってきたのは、2年前に出版された無彩色の絵本『ぞうの算数』(ヘルメ・ハイネ作/あすなろ書房)・・・ソウ!!真実というものは怖いものかもしれません。でも、100年生きてみて、やっとゼロというものが分かったぞう!!、命の算数のナゾを解いて、最後に遠くへ消え去っていくぞうは・・・・・・「しあわせ」でした。

8/7
(水)
10時から、水野スウさん宅で『世界がもし100人の村だったら』を再話された池田香代子さんのお話がありました。11時には富山県の会場へ出発されるとのこと。この本が生まれるまでのこと、今支援している活動のこと、自分にできることは何か、わたしたちにできることは何か・・・池田さんは今、アフガン難民キャンプの女の子たちに教育を!と、「アルイルム(=アラビア語で知識)女学院」の設立と運営の支援を進めているところだそうです。ふんわり包み込むような温かい声で、率直に、平和への信念を込めて語られた1時間でした。。
仲間が5人以上集まったらOK!「泥だんご」ビデオ上映会は、11時、13時45分、15時15分の3回、計20人近い親子が参加しました。早速、土を採りに行った子たちもいました。真剣です。
鴬色の「図書館だより夏号」・・・500部、役場で印刷しました。カウンターにあります。

8/6
(火)
10時〜福祉センターでの「ほのぼのサロン」で「ブックスタート」。今年度の新企画です。健康推進課の事業に図書館員が合流して、赤ちゃんのための本を2,3冊紹介しています。
「巌(いわお)を穿(うが)ち谷を衝(つ)き、街路(ちまた)開ける隧道(ずいどう)に、文化の風を通わせて、日々にいそしむ民よわれ」・・・これは、「笠谷村歌」の歌詞A、@三国の嶺B倉見鉱泉C鳥越城跡・・・年代は定かではないのですが、津幡町に合併する以前に一般公募して選ばれた村歌。広瀬五郎作さんを追いかけている過程で、今日、七黒学(七黒)さんから教えていただいた資料です。年に一回、笠井・笠谷・吉倉小学校と、笠谷中学校の4つの学校が合同で開く秋の大運動会で、この村歌が歌われたのだと、七黒さんは昔を思い出して懐かしげに語って、歌ってくださった。驚いたことに、この村歌と田植歌、笠野サンカサ踊り唄が、この程、一枚のCDになったばかりだったのです。地元の人たちの唄を聞いて、すぐさま譜面にして、翌日にはCD。そして、伸びやかに唄っているその人は!?曽山哲夫さん/笠野小学校長。スゴイですねぇ。今日の夕方、図書館のBGMは笠野賛歌!!!
明日は11時から「泥だんご」ビデオ上映会。夏休みこそ泥だんごチャレンジのチャンス!
合間を縫って、こつこつとまとめていた「図書館だより夏号」ようやく今夜完成!です。

8/3
(土)
今日も勿論やってきた宮崎クン。昨日の情報提供!のお礼を言ったら、とろけるように素敵に嬉しい顔をしてくれた。
今日は「つばた町民八朔まつり」、町の国際交流員のアンドリューさんも浴衣を準備してもらって、みんなと一緒に踊るそうですよ。花火も上がるし、太鼓の競演もあるんですよ。
図書館は全ての人に開かれ、全ての人を受け入れ、そして弱い立場の人を守リ抜くところでもある。今日は、お金を脅し取られた小学生が助けを求めて図書館に逃げ込んでくるという事件がありました。日頃出入りしている身近な図書館は、彼らにとって信頼と安心の場所・・・町の中に、暮らしの中に、図書館があることは、大きな意味がある・・・。

8/2
(金)
明治24年に貫通した笠谷隧道は七黒の広瀬五郎作の尽力による大事業でした。産業・教育の振興にも力を注いだ五郎作・・・彼の偉業、人柄をもっと知りたいという密やかなブームが起こっています。五郎作さんに関することなら何でも、図書館までぜひお知らせください。(今日は飯田きよ子さんから関連のお話を伺いました)
TBSラジオで45年間続いた人気番組「秋山ちえ子の談話室」が10月4日の放送で終了すると知って驚いた私たち。図書館と秋山さんとの出会いは3年前の平成11年秋、利用者の方からのレファレンスを受け、「談話室」で紹介された本のリストを希望したところ、サイン入りの著書を含め42冊もの寄贈本をいただいて・・・実は今日のニュースを知ることができたのは、やまびこ学園からの帰り、毎日図書館に立ち寄って新聞を朗読するのが日課となっている宮崎クンのお陰です。確かに彼の言ったとおり!「日経」の記事にちゃんと書いてありました。前にもこんなステキなこと・・・やっぱり「日経」を読んでいた宮崎クンが「違う!」と言い出した。なんと、新聞の上部隅の発行番号のズレ(機械の入れ替えで、起こりえないミスが生じたそうな)を発見、数字にこだわる彼のすばらしい才能です。こんなスゴイ読者の存在がたまらなく嬉しくて、早速新聞社にお知らせしたところ、実は全国で唯一の≪大発見≫。翌日には大きなお詫び記事となり、お礼の図書券も届いたのです。お詫びなんか全然欲しくはなくて、ミスなんか追及したいのではなくて、できることなら翌日の新聞のその番号の頭に特別☆マークがつけてもらえないかと頼んだのだけれど、新聞社としてはそういうわけにはいかないのでした・・・一度も本を借りることはないのだけれど、こんな素敵な利用者がいること、そしてその利用者の声を聞き逃さない花まる職員、小さな小さな図書館はついつい自慢したくてたまらなくなる。

8/1
(木)
9時から、役場で「教委連絡会」、月に一回、教育委員会(生涯学習課・学校教育課・体育振興課)の職員が今月の予定を報告し合う会議です。公民館、図書館からの報告タイムもあるのです。
会議後、鶴来町のクレインに。わくワーク体験の中学生がエプロン姿でがんばっていました。ちょうど、電源のトラブルがあったようでした。・・・で、津幡に帰ってくると!ナントこちらも突然、2度も停電になって!!少々パニックになった私たち。しかし落ち着いて(!?)サーバーの電源を切って、ハンディ君(携帯貸出機)に登場してもらいました。NTT(共同建物です)に原因があったようでした。
今年のひょうたんはみごと!です。葉っぱをまびいた。人工受粉にも精出した。水やりも欠かさない。何より、職員の気合いが入ってた。たった2本から、ぐんぐん育った実った千成瓢箪。涼しげに窓辺で揺れています。
大型紙芝居『ニャン太のじてんしゃ』をいただきました。交通安全の指導用にご利用ください。
*****7月*****戻る↑
7/31
(水)
森林公園より昆虫を探そう!」のお知らせポスター。8月11日(日)早朝5時〜親子先着20組募集・・・カブトムシ!?クワガタ!?虫かごが要りますね(お問合せは288−6449まで)
県立図書館のロビー展「こどもたちの詩こころの たからものに であうとき」の資料をそのまま借り受けて開いた「in 津幡展」は、展示中に貸出した本も全部戻り、明日の協力車で返却します。一冊ずつ丁寧に確認して・・・34年前に出版されたマルシャークおはなしの詩おひげのとらねこちゃん』は「おばかさんなこねずみ」や「りこうなねずみ」、「おばかなこねこ」たちが愉快に生き生きと登場して、丁寧に描かれた昔風の絵があったかい。ロバート・フロストの『白い森のなかで』は、静かな詩とスーザン・ジェファーズの繊細な、神秘的な絵、20年前の本です。12年前に出版された、まどみちおさんの『わまわし まわるわ』は、日本語の音が飛び跳ねて、う〜んとうなるほど楽しくって、一人だけで読むなんてつまらない!誰でも好きな「タンポポ」・・・「でも どうぶつたちは タンポポの ことを タンポポとは いいません」・・・イヌは?ウシは?〜タニシは?カエルは?・・・スズキコウジさんの絵の斬新なこと!そして、フランスの子どもの詩『ほんとだよ!』の伸びやかさ!・・・県立図書館の展示がきっかけで、思いがけずステキな宝ものに出会え、自館の蔵書を考える機会にもなります。展示目録まできちんと揃っているのもありがたいし、何より、町の方たちが地元展示を喜んでくださるのが嬉しい。

7/30
(火)
貸出し226人、1025冊、カード作成16人。今年度最高!レファレンスも多かった日。
大島町絵本館から『絵本通信 夏季号』(43号)が届きました。特集は「生きて 凛々」・・・絵本作家・田島征三さん。いま真正面から取り組んでいるのが木の実絵本、今年のお正月の「出会いの夕べ」でも写真家・酒井敦さんが、関わった木の実絵本『ガオ』(こどものとも548号)について、田島さんの素顔について語りました。(絵本館からの「招待券」、ご希望の方に1枚プレゼント)
昔話クラブの山崎弥生さんから、8月10日の「つばた昔むかし」〜太田のぼんおどり・よばなし〜のお知らせ絵が届きました。怖くて、不思議な世界!朝11時からです。

7/27
(土)
で・あ・い講座「工作入門」B「工作の゜紙さま゜〜親子で手づくり絵本〜」はサンライフを会場に開催、30人近い親子が参加して、「しかけ絵本」にチャレンジしました。講師の押切存さんのおおらかさ、ふところ深さが子ども達の心を解きほぐし、次々と自由な発想が生まれていきました。
金沢大学留学生のトニー・キムさん(アメリカのタフツ大学3年生)が8月に帰国します。昨年末、倶利伽羅にお住まいの下家園子さんからご紹介いただいて、1月から毎週土曜日、7ヶ月もの間、図書館でボランティアを続けました。今日がボランティア最後の日。HP「ひと言・人・こと」を遡りながら、トニーさんと思い出インタビュー≪最初の日(1月5日)、こんなに続くとは自分でも思わなかった≫そうです。ところが今≪「図書館ボランティア」が愉しみになり、とうとう「趣味」になってしまった≫というトニーさん・・・じゃあ、これからどうする?・・・≪それがこれからの大きな問題です!!≫と、真顔で答えてくれるので、みんなで大笑い。≪スポーツは見る方が好き、音楽は大好き、作曲することも。好きな花は明るいピンク、空の青色の花。嫌いな食べものは、納豆とカニみそ・・・≫Tufts大学での専攻は化学、だからこそ、ボランティアをすること,人と関わることは自分にとって大切なことなのだとトニーさんは言います。そして、津幡町のみなさんにと立派な写真集『Boston』をいただきました。彼の故郷〈ボストン〉の美しい風景や町並み、人々の生き生きした表情が紹介されています。地球を結ぶのは「人」、ひとりひとりの小さな力が結び合い、つなげていくのです。トニーさん、そして下家さん、本当にありがとうございました。

7/26
(金)
熱い、暑い中、10時から「菊の花の会」。図書館の見本用の三鉢を囲んで、今日はいよいよ「誘引」作業です。気長に茎をもむのがポイント、枝葉を引っ張って、7本の支柱に結びます。真っ黒に日焼けした橋本菊佐久さんの熟練の技に、みんな真剣・・・笑いが絶えない菊仲間たちです。
アンドリューさんが大喜びで報告に!8月18日、三国山で開催予定(中央公民館主催)の料理教室「オーストラリアのバーベキュー」用に、東京のお肉やさんから、なんと!カンガルーの肉が20キロもプ・レ・ゼ・ン・トですって。食いしん坊さんにはタマラナイ!そして、18日はステキな夜!図書館に吉村智子さんを迎え、で・あ・い講座「ハープ入門〜本に囲まれminiコンサート〜。昨年はセンス・オブ・ワンダー映画会の一日でしたねぇ。
粟崎の郷土史家・角島一治(かどしま・かつじ)さんとの出会いは6年前。図書館がオープンした平成8年の夏、新聞で紹介された自費出版の『北長家騒記の研究』、是非とも読みたいとの一町民のリクエストを受けての問い合わせに応え、わざわざ津幡まで届けてくださったのがきっかけでした。角島さんは、それからも時々訪ねてくださっては、研究されている「木谷籐右衛門」について、詳しく話してくださった。小さな図書館を応援してくださった。その角島さんが亡くなられ、いつもご一緒だった芳栄さんよりのお申し出で、遺された蔵書をいただくことになり、今朝、鶴来町の太磨聡さんとお二人で届けてくださった。県史や各市町村史、郷土史関係の山積みの資料を整理しながら、いつも温厚な笑顔を見せてくださった角島さんを偲びました。
明日は10時〜「親子で手づくり絵本」(会場:サンライフ)指導は押切存さんです。

7/25
(木)
ご要望に応え、今日から8月いっぱいは10冊貸出し!に、にっこにこの子どもたち!
「図書館の隣は河合見風(かわいけんぷう)のお屋敷だった」と知った中学生が、廊下の長机に本を広げて、熱心に調べだした。今まで耳にしたこともなかった郷土の文人、その由緒あるお庭が、ホラ!図書館から見えるなんて、あなたたちの図書館もなかなか!?でしょ。古い資料にもチャレンジして、夏休みの宿題をしっかり(?)仕上げていった3人組。
新刊『接客手話』(こどもくらぶ編)は、特に、サービス業(行政機関、デパート、レストラン、ホテルや旅館、病院・・・図書館など)に携わる人たちに役立つ基本手話が、とても分かりやすく紹介されています。「手話」の世界を知ろうとする気持ちが、扉を開き、バリアフリーの社会を広げていきます。津幡町立図書館では、ボランティアの吉田詔子さんの協力を得て、3年前の平成11年4月から毎月、定例ので・あ・い講座手話入門」を開催。どなたでも、いつからでも、その時だけでも、参加できる講座です。アンドリューさんも参加しています(第2水曜日)
NTTの工事が終わり、明日から駐車場が通常通り使えます。

7/24
(水)
なんと!カード作成16名。日々、新しい利用者が増えていくのは嬉しいですねぇ。しかし、一方では延滞者も増えています。一日遅れても、きちんと連絡くださる方も多いのですが。
新刊『童話作家はいかが』の著者は子どもたちに大人気の作家、斉藤洋(さいとう・ひろし)、挿画は津幡の図書館と深〜い繋がり!の生まれた高畠純さんです。お二人の出会いと関係も妙に愉快、痛快。【チャンスはただでは訪れない】【ことがらのあとさきは微妙である】【敬称をつけないのは最高の敬称である・・・・・こともある】〜【こちらのバラはとなりから見ているほどには赤くない】など、27の教訓にもにんまり納得させられる。「童話作家」をめざす方に必読!?!の一冊。

7/23
(火)
貸出し213名、839冊、カード作成14名。小さな図書館は、熱気あふれた一日でした。
先週の土曜日から「第5回図書館を使った調べる学習賞コンクール入選作品展」を開催しています。夏休みの宿題のヒントが得られる!と、毎年人気の展示です。(8月4日まで)
津幡高の山本先生が、秋に予定されている生徒の「職場体験」の打ち合わせに。「体験」をすることは、意味のあること!気づかないうちに、心の深い部分で何かに出会ってくれるかもしれない・・・そんな期待を抱きながら、図書館について話し合いました。
田楽座津幡公演を楽しもう会」の中心となってがんばられた塩谷道子さんがお礼のご挨拶に。33名の子どもたちが「ぶちあわせ太鼓」の練習に参加し、当日は460名もの観客となったそうな。演じる人も観る人も一つになった公演・・・図書館も勿論!応援しました。
町を知るにはなんといってもガイドブック『津幡町のみてあるき』がおすすめ!平成4年の出版から10年経て、この程、第2版が発刊。図書館でただ今貸出し準備中です。

7/19
(金)
明日からの県歴史博物館「景勝をめぐる」招待券は西井さんに!(図書館に届いた招待券etc.抽選で希望者にプレゼントしています。これまでに何人もの方が利用しています。「分かちあい」は楽しい!気持ちがいい!!「みんなの図書館」)
松尾信一郎さん(金沢)が従兄弟?が書いた絵本『いのちのメッセージ』(文・Papaya 絵・もとや真生)を届けてくださった。捨てられた一匹の子犬を通して、「命」について考えていく少女メグ・・・本当にあったお話が一冊の本になった・・・英語版『Message』もいただきました。
芦屋市にお住まいの谷村松代さんから「・・・老体にムチ打って暮らして・・・」と暑中見舞いのお手紙。読書会「人生“本”談」のメンバーだった谷村さんは、3年前、娘さんの住む芦屋へ引っ越されてからも、セカンドカレッジの講義内容や近況、芦屋の図書館情報(素敵な図書館らしい!)などを、折に触れお知らせくださいます。この度は、安永稔和先生の講座で出合ったという杉山平一の名詩『夜学生』(昭和18年、29歳時の作)を紹介してくださった。偶然、ちょうど手にした新刊『夜間中学校の青春』(文・見城慶和/大月書店)は小林チヒロという一人のすばらしいアマチュア写真家によって生み出された感動の記録。、16年にわたって温かく向き合った「夜間中学校」の日々・・・本の冒頭には生徒が書いた一編の詩「夜間中学はなんであるのか どうやってつくったのか げんいんは だれがつくったのか ぼくはしりたい」・・・年齢、国籍、さまざまな人たちの「学ぶ」姿に心打たれます。

7/18
(木)
工作入門A」は空き箱利用の「ミュージアム」作り。講師の押切存さんが、見本用に制作したのは、遠くの山まではるかに続く一本道。作り方のノウハウをあれこれ教えていただきました。押切さんのにこにこ顔に、自然に気持ちがほぐれて、なんでも質問してしまいます。(「手づくり絵本」は7月27日)
水野スウさん発行の『いのみら通信』No.72〜津幡町から夏のたより〜が届きました。「紅茶のじかん」の報告や予定、本棚紹介がびっしり。勿論いつもの「スウ文字」で。
津幡南中学校から二年生の職場体験学習報告書『わく・ワーク体験を終えて』が届きました。町内の各事業所やお店での3日間の「体験」が写真と共に紹介されています。図書館で体験をした生徒達6人のレポートも勿論ありました。「笑顔と挨拶」を学び、「見えない仕事が一番大事」「どんなことでもてきとーにやるとだめなんだ」と分かり、「津幡町立図書館はスゴい」と言い切ってくれたあなたたちもスゴい!よ。私たちこそアリガトウ。
両手に大きな荷物を抱えた学校帰りの子ども達、いったん図書館で一休みして、お目当ての本をちょっとだけ読んで、一息ついから帰っていきます。いよいよ明日は終業式。(津幡小だより8月号が届きました。入口に掲示してあります。)

7/17
(水)
新刊『ぼくは貝の夢を見る』(盛口満著/アリス館)は、いっぺんに貝が好きになってしまう本。子どもの頃から貝拾いに夢中になって、さまざまな貝を集め、貝の不思議さにのめりこんでいく著者の姿に共感して、誰だって今年の夏は砂浜で貝がらを探してみたくなり、図鑑で調べたくなってしまうに違いない。25年前に翻訳出版された『海辺のたから』(ヘレン・ブッシュ作/沢登君恵訳)は12歳で化石を発見した少女メアリー・アニングを描いた作品、「石の動物」のとりこになって、他の人には無価値な石っころが彼女にとっては大切な「たから」、大好きだから、一生をかけてもっと知りたくなっていく。昨日届いた絵本『あたまにつまった石ころが』(キャロル・オーティス・ハースト著)は石ころ集めが大好きだった「お父さん」の話。誰が何と言ったって、自分の本当に好きなものを集める!人生。さて、あなたは何を集めているのでしょう?
第3水曜日の朝はみんなのへやで「絵本のじかん」、3時からは絵本のへやで「アンドリューと話そう」。早く学校から帰ってきた子たちも集まってきて、アンドリューのギター伴奏つきで、英語のうた「The Hokey Pokey」を歌いました。ジェスチャーつきの楽しい歌です。
町郷土史講座が中央公民館で。テーマは31歳の若さで世を去った「倉知漁村」。

7/16
(火)
公民館報の締切り日!!!力を結集して「図書館情報」コーナーを編集!中・・・
ご存知ですか。「倶利伽羅源平の郷・竹橋口」は歴史国道の案内所として、国土交通省が全国で初めて設置した施設だそうです。二県にまたがっているのは全国で2ヶ所だけだとか。(商工観光課・Tさんよりの情報)

7/14
(日)

昨晩の
  こと
ようやく
  今日
☆★昨晩(7月13日)は第30回「出会いの夕べ」☆★台風8号の影響で大雨洪水警報が発令された昨日、雷雨の中、『車いす司書ハート貸し出します』の著者、ゲストの福井県三方町図書館司書・河原正実さんが車で到着、友人の方の協力も得て、はるばる4時間かかって来てくださった。悪天候、しかもあちこちでイベントが重なった日となって、参加者19人のささやかな集いとなりましたが、これまでの20年間で800回もの講演をこなされたという河原さんは、少しの疲れも見せず、ひとりひとりをじっと見つめ、語りかけ、読み聴かせ、手を握り、笑わせ・・・心に深く沁みるその声、表情の豊かさに、参加者の誰もが感動せずにはいられませんでした。図書館員としての河原さんの大切な一冊となっている『はせがわくんきらいや』や『さっちゃんのまほうのて』、小さな命が育ってる写真集『臨月』などをじっくり紹介。そして最後に河原さんが大好きな詩、谷川俊太郎さんの『生きる』を静かに想いを込めて聴かせてくださった。「生きているということ いま生きているということ それはのどがかわくということ 木もれ陽がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみすること あなたと手をつなぐこと・・・」・・・小さな図書館の「大きな出会い」のテーマは「平和・命」でした。
☆★もう一度、河原さんとの出会いの機会を!実現させませんか☆★

7/13
(土)
10時半〜内灘砂丘文芸スクール特別講演が開催、直木賞作家・車谷長吉氏が「文学の基本」をテーマに講演。文学を文学たらしめる根拠は「虚点」の存在である、「死ぬ」ことを意識しているのは人間のみであること、知っているからこそ苦しむ人間の業苦やうしろめたさ・・・このあたりのことについては近著『銭金について』に書かれているとのことでした。
なんと!第13回笠野まつり記念CDミニアルバム『笠野ブルース』が笠野祭り実行委員会によって制作され、図書館に。笠野情話、恋歌・・・校歌など、笠野の里のオンパレード!今年の祭りはもうすでに熱が入っていますね。火と水と音の祭典「笠野祭り」は7月20日海の日です。
井上小学校二年生の3人グループ(ちづるさん、こずえさん、しおりさん)から、6月6日の図書館見学のお礼状。担任の先生が届けてくださった。「図書館のいろんなひみつ」がわかったそうですよ。
読書会の長井さんから、宇ノ気町の「西田幾多郎記念哲学館」での竹村牧男氏講演会資料『真宗と西田幾多郎』をいただきました。
こんな日も、ボランティアのトニー・キムさんは元気にやって来たのです。帰りはあんまりひどい雨なので、津幡駅まで送った車の中で「大きなお荷物ですみません」!!いいえ、あなたに教えられたこと、もらったことが抱えきれないほどいっぱいなのですよ。7月20日は土曜日だけど、図書館はお休みです。トニーさんは残念がって「次の日曜日に来て働いてもいいですか。」ですって!!!・・・8月にはアメリカに帰ってしまうトニーさん、図書館で会えるのもあと二回程!になってしまいましたね。

7/12
(金)
午前中は福祉文教施設建設に関する検討会議、午後3時からは今年度初めての「豊かな心を育む津幡町民会議」、町の各団体が連携協力しあって子ども達を育もうという趣旨で継続開催されています。新会長の村町長さんが「挨拶運動」を大きな呼びかけに!と提案、まず大人から!ですね。
一年に一度のお楽しみ!約80名の親子が集まった今夜の「のまりんの紙芝居&ブラックシアター」・・・まず、絵本クラブの山本さん、能沢さん、松本さんによるブラックシアター、今夜が初舞台の本格的なパネルステージも福祉センターから持ち込まれ、電気を消した暗い中で『おまんじゅうの好きな王様』、ファンタジックな不思議なブラックシアターに魅せられた子どもたちでした。そして!いよいよ「のまりん」登場!三重県からトンボ帰りの野間成之(のま・しげゆき)さんは連日公演の疲れもなんのその!『コッコおばさんのアイスクリーム』『あめたろう』『とりのみじっちゃ』『ばかされギツネ』の紙芝居を4つも上演。野間さんの一挙一動、その一声に大人も子どもたちもおなかを抱えて大笑い。あっという間に時間が過ぎて、最後は恒例のリクエスト<森のキツツキさん>・・・今回で5年目となった「のまりん劇場」、会場のみんなを夢中にさせてしまう名人芸!に握手攻め、サイン攻め。そうそう、「のまりん」追っかけの辰巳丘高校放送部の才田さん、斉藤さん、山崎さんが取材参加。そして、スーパーマン「のまりん」は明日は大阪へ紙芝居!なんですって。(なんと!町長さんも我らが「のまりん」に会いに図書館に立ち寄ってくださった)
素敵なことが続きます。明日は「出会いの夕べ」河原正実さんが三方町から!

7/11
(木)
初めての企画「工作入門@」はモビール作り。昨年のセンス・オブ・ワンダーの美術部門を一手に引き受けてくださった押切存さんが先生です。バムとケロ、妖怪たち、スイミー、可愛い花・・・超大作の夏の海など、素敵な作品が次々と完成。「絵本のへや」でゆらゆら揺れていますヨ。次回は来週の木曜日10時より。
明日は、いよいよ「のまりんの紙芝居&ブラックシアター」・・・毎年7月のビッグイベント!は子どもたちも大人もお待ちかね。「のまりん」の笑顔と元気をもらいましょう。絵本クラブの「ブラックシアター」もお・た・の・し・み・に!夜7時半、図書館に集合で〜す。

7/10
(水)
昨年、図書館で育てて、収穫した種からたくさんの芽が出た「オジギソウ」・・・6周年の記念日にホンノ気持ちの!プレゼント・・・フィルムケースに一本ずつ入れて。
今夜のセンス・オブ・ワンダー輪読会アンドリューの地球人講座」には15人、金沢から高松町からも参加してくださった。昨年の輪読会からはや一年、今回は地球人講座と重ねての開催。アンドリューさん、ゲストのフィン・マカシーさん(加賀市国際交流員)も加わって、星野道夫著『Michio's Northern Dreams 〜森に還る日〜』を輪読、今夜の地球人講座にぴったりの一冊となりました。自称「変わった人」のフィンさん(さんを付けるのは落ち着かないそうですが)は「時間」の概念、「科学的なものの見方、考え方」への警告をフィン流に熱く問いかけました。一体、日本人とは?外人と外国人の違いは?カナダの国で生まれ育ったけれど、決してカナダ人という意識は持たない自分、そのアイデンティティについて、舌を巻く程の達者な日本語で哲学を語り、考えさせてくれた。小さな図書館のメモリアルday・・・・・・。

7/9
(火
先日のPTA母親研修に同行したことがきっかけとなって、あらためて図書館に出会ったといってくださった方たち・・・今日もそんな方が訪ねて来てくださって、思わず心が潤んでしまった。がんばって参加してほんとに良かったと思わずにはいられない。図書館を考える人たちの輪が大きくなることで、どんどん住みやすい社会になっていく。
明日は小さな図書館のオープン6周年記念日!「感謝」をこめて!小さな可愛いプレゼント。先着50名の希望者にお・た・の・し・み(?)プ・レ・ゼ・ン・ト!(10冊貸出しも!!)

7/8
休館日を利用して、河北郡内の5つの図書館員が揃って複合施設の図書館視察(今年は高松町が担当館)。富山県の舟橋村立図書館と八尾町立図書館「ほんの森」を見せていただきました。人口約2000人、富山県内で一番小さな村、その舟橋村の図書館は、舟橋駅と一体化した三階建てのなんともユニークな図書館。入口で靴を脱いで入るのも意外でした。冬は床暖房となるフローリングの床もなんだか健康的で気持ちいい。小さな案内板の一つ一つに、心が通っていて、明るくて、自由な、夢のある空間は人気上昇中。村外の利用者も随分多く、図書館に来るために下車する人たちもいるほどだと、館長の辻澤與三一さんが説明してくださった。八尾町の「ほんの森」は、マルチメディア機能のコミュニティセンターの二階にある広々した館で、町内には三つの図書館があることになるのだそうです。

7/7
(日)
午前中、森林公園主催の「薬草観察会」に参加。講師は北陸大学薬学部助教授の宮一輸起範さん(なんと井上荘にお住まいだそうです)、先生を先頭に親子20名程、「わくわく森林ハウス」を出発、「学習の森」までの小道を植物や樹木の名前、効用など説明を受けながらウォーキング。植物たちの生き残る工夫、クズから採れる葛根湯の効果的利用法、薬草というものは経験の有無の上に成り立ち、培ってきた歴史、地域によっても違うのだということなど、興味深いお話も盛りだくさん。学習の森ではバジルやベニバナ、そうそう!ローリエも分けていただいたのですよ。最後に熱いアップルミントティーのサービスまで・・・森林公園の新たな魅力コースを発見しました。(学習会が定期的に開かれたらいいですね。)
河北郡体育祭が郡内の各会場で開催された暑い熱い一日、今夜は七夕。

7/6
(土)
図書館でも掲示、お知らせしていましたが、競歩の板倉美紀選手を復活させた名トレーナー・杉本武史さんの講演会がありました(於津幡中学校)。演題は「中学生時代における身体づくり」・・・身体づくりの基本はよく噛んで食べること、冷たいものを一気に飲まないこと・・・「食事の大切さ」と共に「感謝の気持ちを忘れずに!」のメッセージ、「くれぐれも手を抜かずに!」の警告を集まったお母さんたち、先生に率直に語りかけました。杉本さんによると、板倉選手はとにかく何でもよく食べたそうな・・・瀕死の重傷を負い、9回もの手術に耐えて、復活に向けてトレーニングを続けてきた板倉選手の姿、支える人たちの努力を追った新刊『もう一度あるきたい』(織田淳太郎著/文芸春秋)、既刊『わたしはあきらめない』、『ひよこたちの行進』も図書館にあります。
一日一書』(石川九楊/ニ玄社)は新聞朝刊に連載のコラムを一冊にまとめたもの。今日の文字は近衛家熙(和漢朗詠集より)の「顔」、昨日は細川ガラシャの消息より「何事も」、七夕の明日は?明の祝充明の「織」の字<・・・書は触覚と視覚が一体化したもの。第一筆の姿はその快感の化成痕>、戻って7月1日は<・・・中国式では孟秋、相月、夷則。日本式では秋初月、女郎花月、七夕月、七夜月、愛逢月。そして文月、文披月―書くことの大切さを噛みしめる月・・・>さて、あなたの誕生日の文字は??と、鑑賞と愉しみが同時に味わえる!一冊です。

7/5
(金)
図書館の瓢箪がすくすく伸びています。網棚も完成!今年はいくつ実るかな?期待しつつ・・・
還日本海圏における経済・文化交流と歴史的環境』(金沢経済大学研究所発行)が寄贈。読書会「町史を読む」の中心になっている宮森俊英さんも執筆者の一人です。(図書館も僅かながら関わった!ので感慨深い・・・のです)

7/4
(木)
午前中は細川律子さんと読む読書会「宮澤賢治を読むつどい」・・・今日は9名で『いてふの実』と『よだかの星』を読みました。「毎回、えっ?と新しい賢治に出会い、ますます興味が沸いて湧いてくる。でも、自分ひとりでは読めない」と伊藤さん。声に出し、役割を決めて読んでいくことで、楽しさも倍になっていく読書会です。次回は9月5日、8月はお休みです。
津幡小2年3組さんたち、本がホントに好きなんですね。暑い中、元気に図書館に来て、クラス用の本を目を輝かせてしっかり選んでいきましたヨ。
7月1日からIT関係の国の会計検査が石川県内で始まる!今日は津幡町。(午後図書館にも!!)

7/3
(水)
町PTA母親委員研修(松任小学校図書館視察)に参加することになり、8時半役場出発。松任小学校までのバスの中、図書館PRの時間をたっぷりいただいて、図書館ガイド!勿論、映画「神の子たち」のことも・・・。つばた幼稚園、町内12の小中学校のPTA委員の方たち40人程、図書館について伝えるまたとない機会でした。松任小の図書館では、司書の水原さんから図書館業務の概要や配架や展示の工夫をうかがったのですが、百聞は一見に如かず・・・休み時間になった途端、我先に!と、図書館に飛び込んできた二年生たち、廊下まであふれる子どもたちを目の当たりにして、お母さんたちは驚きを隠せません。聞けば、クイズの正解者に人気のキャラクターグッズ(勿論!手作り)の栞プレゼント!の企画だったのですが、さまざまなしかけ、好奇心を揺さぶる働きかけも大切なこと。それも、子どもと本をつなぐ「人」の存在がキーワードです。

7/2
火)
津幡小五年生の一林君と寺井君が、この間羽化したばかりのカブトムシを大事にかごに入れて見せにきてくれました。オス2匹とメスが1匹、冷房の風にあたると大変だからと、図書館の外で!み〜んな揃って記念撮影!
町ゆかりの詩人・福中都生子さん(大阪市)から詩誌『陽』80号と、19冊目の福中都生子詩集『記憶再生の文学館』が届きました。・・・「言文一致」ということばについて、この半世紀かかわりつづけてきた一端をまとめてみた小詩集・・・とのことです。大阪市立文学館の創設に向けての熱い呼びかけの活動経過も掲載されています。

7/1
休館日の午前中、昨年発足した<図書館大好き「わたしとあそんで」>の主催で、乾孝子さん(福井県大野市立図書館)のブックトーク学習会が福祉センターで開催されました。乾さんにお目にかかるのは、3回目。プロとしての自信と経験に裏打ちされ、ますます円熟した華麗&スマートな乾ブックトークの世界はため息でそうな程でした。実演の後、ブックトークとは何か、ブックトークの要件、方法・・・など、とても参考になるお話がありました。学校、図書館、地域ボランティア、それぞれの立場の人たちが「子どもたちに本を手渡したい」という真剣な思いを持つことに大きな意味があるのだと思います。深いからこそおもしろい!難しいからこそ楽しい!「ブックトーク」、必要なのはハートと勇気・・・。(午後、小さな図書館見学?にお誘いしました。)

*****6月*****戻る↑
6/30
(日)
7月1日付けで、図書館オープン(平成8年)以来初めての職員移動(庭田係長が企画課に、村美和主事が税務課より)。勿論!庁舎内で、図書館情報を広げるべく、図書館よりの密かな「特務」も帯びて!責任重大・・・のニワタさん、期待していま〜す。6年間、ご苦労さまでした。

6/29
(土)
フィリピンのごみ集積場で暮らす人々の姿を映した記録映画「神の子たち」は想像を絶する、衝撃的な映画でした。映像の持つ説得力はすごい。「生きること」について厳粛に考えずにはいられない。子どもたちは勿論、多くの人たちに観てもらいたい映画でした。自主上映会の代表・小柳英之さんの想い溢れた挨拶・・・この上映会がきっかけとなって、更に広がり、繋がっていくようにと願います。
夜の田楽座」公演も、「津幡町で!」と願う人たちの熱い想いが実現に結びついた!会場となった真新しい津幡中体育館には子どもたちから老若男女大勢の人たちが集いました。太鼓・獅子舞・三味線など、7人の団員たちの熱演にアンコールも!毎週土曜日の図書館ボランティア・トニーさんも、日本芸能文化を大いに楽しみました。

6/28
(金)
明日は県文教会館で、ドキュメンタリー映画「神の子たち」が上映されます。生きる意味を問いかける感動的な映画だと評判です。@10:00〜A13:00〜B19:00〜の3回上映、前売り入場料は大人1000円です。津幡中学校体育館では、夜7時より「田楽座」公演・・・長野県伊那市からやってきたパワフルな民俗芸能の舞台、大人2500円です。映画、公演のいづれの前売りチケットも、図書館に置いてあります。

6/27
(木)
加茂遺跡から県内初の人面墨書土器が出土しました。今回の土器のように穏やかなほほ笑みを浮かべている表情は珍しいとか。今日から7月12日まで、役場ロビーで展示されます。
午後2時から、津幡公民館高齢者学級で「きのこ講座」。昨年、図書館の「きのこ入門」の講師を引き受けてくださった佐々木秀雄さん(石川きのこ会)が講師となって、自作の美しいスライドで「イッポンシメジ」や「アミタケ」など、50種近くのきのこたちをユーモアたっぷりに紹介。一年中きのこが出ることを知って、皆さん感心したりびっくりしたり!そっと覗かせていただいた生き生き高齢者学級でした。

6/26
(水)
7月の出会いの夕べのゲスト・河原正実さんは1948年生まれ、福井県三方町図書館の司書さんです。4歳の時に小児リウマチにかかり、それからずっと車いすの生活をされています。著書『車いす司書ハート貸し出しま』の中で、河原さんは「自伝」に近い形で、図書館での理念や実践、障害者をとりまくさまざまな問題、「ベトちゃんとドクちゃん」支援活動、人権を考える運動について、平和への願いをこめて語っています。26年前、6年かけて免許証を取得した河原さんは、名ドライバー!当日もはるばる車を運転して、バリアがいっぱいの小さな図書館に・・・「喜んで!」と言ってくださる電話の中の何てあったかい声。冬からの約束、3年前からの想いがとうとう実現します。
昨日の思いがけないできごともご報告。8月18日(昨年の「センス・オブ・ワンダー」上映記念日)にハープ奏者吉村智子さんをお迎えすることになったのです。8月25日の「森のコンサート in わくわく森林ハウス」(県森林公園主催)のポスターを、図書館利用者の上田さんご夫妻が届けてくださったのがご縁の始まり。息子さんのおよめさんで、なんと!津幡町在住の方だったのです。演奏会のPRを兼ねての「で・あ・い講座」、快く引き受けてくださいました。ハープのミニ演奏も!素敵でしょ!

6/25
(火)
夜7時半から町PTA母親研修の予備勉強会(7月3日、松任小学校図書館見学)。中農会長さんたち9人の委員の方たちが集まりました。学校図書館を考えるには、表面からだけではなく、図書館の存在の意味、理念について考えてみる必要があると思います。何のために図書館があるのか、津幡の図書館はどうしてセンス・オブ・ワンダーの図書館なのか・・・知ってほしいこと、話し合いたいこと、分かり合いたいこと・・・伝えきれないほどですが、「図書館を育てることは、子どもたちを育み、自分自身を育て、社会全体が育つことにつながっていく」ことは事実です。まず図書館を「知ること」、「出会うこと」から!一人一人の思いがつながり、広がり、深まっていくのです。
『君君臣臣』/大地欣二、『享保侍帳』『有沢武貞年譜解読』/高木喜美子、貴重な三冊をゆかりの方が届けてくださいました。門前町の佃和雄さんより『峨山禅師物語』いただきました。
今日は朝からいろんなことが重なって忙しすぎた日。図書館で分けた「カブトムシ」が羽化したホットニュースに、思わず心が和んだ日。

6/22
(土)
今夜は「蛍の夕べ」・・・7時に図書館に集まった50人(金沢大学生、留学生、4人参加)、中井孝平先生から「蛍」の生態についての分かりやすいお話(蛍のように暗い中で光を放つ石?も不思議でしたね)、続いて、特別参加してくださった中村浩二先生(金沢大学理学部生態学研究室)の角間キャンパスの里山紹介。里山マップや、里山自然学校の資料をたくさんいただきました。あいにくの雨の中、傘をさしての「蛍の夕べ」になりましたが、7時45分予定通りに出発。昨夜の下見で厳選したお奨めスポットを〜御門(みかど)〜中山吉倉竹橋〜のコースで回りました。中山では、幻想的に光る美しい蛍!蛍!蛍!に歓声があがりましたが、雨、温度、時間など影響があるのでしょう。ほとんど姿を見せないところもありました。晴れた日、時間を変えると、もっと星降るような光景に出会えるかも知れません。絵本クラブの松本さんと山本さんの歌唱指導で「ホー、ホー、ホタルこい」の2部合唱、運転手の倉田さんが集めてくれた「うちわ」のお土産・・・もあったんですよ。「雨にもかかわらず、ヘイケホタルとゲンジホタル、二つの種類に出会えてよかった。わざわざ見に行かなくてもいい環境がまた戻ってきたらいいな」と早速、感想をいただきました。当日の資料、情報など、ご希望の方はどうぞ。

6/21
(金)
10時から臨時集合の「菊の花の会」。5月30日(木)に「摘芯」、20日経った今日はいよいよ10号鉢に「定植」です。帽子、軍手、長靴、といでたちも颯爽とした会員の皆さん、橋本菊佐久さんの指示にしたがって、腐葉土を鉢に入れ、鉢の中に入って踏んづけて、お隣さんのと見比べながら・・・真剣だけど笑い声が絶えない・・・その光景が何とも言えずたまらなくいい感じ!です。今年も見本用の図書館の菊が三鉢並べられ、本格的にスタートした「菊づくり」です。
明日はいよいよ「蛍の夕べ」。寄せられた情報をもとに、安全度を最優先しながら、場所を選んでいます。今夜も町内の“噂”の数箇所を回って、今戻ってきたばかり。あちこちで「蛍寄せ」のためのライト点滅の車に会いました。夕方の7時、中井孝平先生の「蛍」の話から始まります!どうぞ、お天気になりますように(昨年は大雨で中止でした)

6/20
(木)
YA(ヤングアダルト・中学生や高校生の年齢の人たち)朝のブックガイド2002年版』に紹介されている150冊が図書館に揃っています。ヤングじゃなくても勿論!出会い直すチャンス!
津幡町の山里の古い民家でささやかな「胡弓の夕べ」、お誘いをいただきました。県内あちこちで活躍されている李彩霞(リ−サイカ)さんを囲んで、お弟子さんたち、お友達、20人近い方たちが集い、発表し合い、胡弓の音色を楽しみました。図書館にも関わってくださっている上村彰さんも参加され、腕前披露!飛び入りの三線(さんしん)やオカリナ演奏も加わって・・・輝いて生きている人たちに接することは、なんと心地よいことでしょう。明日へのエネルギーをいただいたことに感謝しながら。

6/19
(水)
明日から「つばたの絵馬展が始まります。津幡百韻会の会員が、雪の中、町内の神社を隈なく実地調査してカメラに収めて、それを元に検討に検討を重ねて選択された絵馬(年代や運搬可能か否か等)の実物が運び込まれ、会場の中央公民館大ホールにずらりと展示されています。勇壮な絵馬、武者絵、そして江戸期の句額もあって文字解読の愉しみも格別?ですヨ。恒例の合同花展、おやど緑風茶会も同時開催、図書館でも絵馬に関する資料展示が始まりました。昨年6月、図書館で開催したささやかなで・あ・い講座〜平良雄さんの「絵馬が語る展」〜が、こんなに見事な町の事業に結びついていくとは!今回制作された図録(38P)は、新たな貴重な郷土資料となりましょう。(お茶券は図書館にあります)

6/18
(火)
視覚障害の方のための点字資料は、活字資料に比べ、当然数倍の価格となります。その価格差を保証する制度があることをご存知ですか。レファレンスを受けて調べた結果、6タイトル、24巻が限度らしいのですが、書店販売の一般書に相当する価格で購入できるそうです。町民福祉課が申請の窓口となっています。
昨晩、蛍チェック!に上藤又と萩の台の近辺へ出かけてきました。家族連れの車が数台、蛍見物!今年は、例年より早いとのことですが・・・。蛍情報、よろしく。
7月10日はオープン記念日。昨年はレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』輪読会を開催しました。今年は星野道夫さんの『森に還る日』を予定しています。第2水曜日の「アンドリューの地球人講座」の日と重なり、ゲストのマケシー・フィンさん(加賀市国際交流員)も加わる予定です。

6/15
(土)
6月1日に祖濱さんから届いた『宇郎居抄』便りの「琵琶湖哀歌」記載が気になっていました。以前「琵琶湖哀歌」についてレファレンスを受けたことがあり、昭和58年発行の『北の都漕艇歌―追悼琵琶湖遭難―』という本に出会いました。セミ・フィクションですが、ふんだんに出てくる身近な地名が懐かしく、更に当時の「河北潟」のことも知りたくて、名古屋にお住まいの著者・横井幸雄さんと電話で話したことがあります。それがご縁となって、二冊の著書を送ってくださったこと、思い出します。
土曜ボランティアのトニーさん、小学生を前に「ハリーポッター」の英語版をペラペラペラ〜。子ども達は目を真ん丸くして・・・。韓国系アメリカ人のトニーさんは、名札をしていても、日本人だと思われています。「留学生なんですよ」と紹介して、さあ、英会話のチャンス!・・・でも、学生さんたちも恥ずかしくって、簡単な挨拶もなかなか・・・するとすかさず「ぼくも日本語で挨拶するのは恥ずかしい!」とニコニコ顔のトニーさん。カウンターで目まぐるしく働きながら、ちゃんと国際「口」流をやっています。
町P連協議会長の中農さんが図書館へ。7月3日、町母親委員会のみなさんたちで「学校図書館研修」をテーマに松任小学校を視察。その前に地元の図書館で事前学習をしたいとのこと。図書館のことを少しでも知っていただく機会となります。〈6月25日(火)7時半〜〉
平成5年に発刊された『
石川の女性史』(監修・梶井幸代先生)、座主祝さん(加賀爪)からいただきました。「女性史を理解する原点」の書として、求めていた一冊です。

6/14
(金)
さて!今夜の「のま・ひょうしぎ in 津幡」は、観客もOKということで、「のまりん」ファンのちっちゃな子から小学生たち、「のまりん」取材の辰巳丘高校生の山崎さんと才田さん・・・宇ノ気町から、内灘町から・・・と、初めての人たちも含め20人。朝から飛び回り続けているという超多忙な野間先生が紹介してくださったのは、第40回「五山賞」の受賞作品3点です。まず、ほのぼのとした『おかあさん まだかな』、水墨で描かれた『トラのおんがえし』、最後に民話をとりいれた『なぜ おふろにしょうぶをいれるの?』でした。そして、宇ノ気町から参加してくださったチャレンジャーの本出さんが『おおきくおおきくおおきくなあれ』、北本さんは『ものまねじいさん』、鈴木さんは『きつねのなき色』でした。演じる方たちのそれぞれの持ち味が素敵!野間先生のアドバイスも楽しい!新しい出会いもある!!!
29日(土)に県文教会館で上映される「
神の子たち」は、フィリピンの子ども達の姿をとらえたドキュメンタリー映画です。今夜の「紙芝居入門」に初めて参加した板坂真奈美さん(清水)は、映画会の実行委員、彼女の撮った写真もパネルにして会場に掲示されるそうです。(前売り券あります)

6/13
(木)
第2木曜日の読書会「詩を楽しむ」・・・おなかの赤ちゃんからのメッセージ『ぼく、生まれるよ!』と、ふわっと心に染入る『なみだ』。去年の夏、岐阜の小さな絵本やさん「ポレポレ」で水野スウさんが見つけた絵本2冊(作者は駒形克己さん)、そして、詩ではないけれど『日本語ということば』(赤木かん子編)の中の一編『「あまえる」ということについて』を輪読・・・ところで、今日のスウさんがかぶっていたのは不思議な帽子!きっと、あなたも作ってみたくなる!?キュートなcap!
今日は手作り大好きの図書館ボランティア・中谷ふさのさんが講師になって、津幡公民館の高齢者学級「手芸講座」50人もの方たち(男性5人)が「アンデスの組み紐作り」にチャレンジしました。「のどがカラカラになったけれど、楽しかった〜!」と終わった後に図書館に報告に・・・図書館の本も紹介されたとか。元気一杯、明るい笑顔の中谷さん、いつもきらきらと輝いています。
故郷に根を下ろそうと、作家・川村久志さんが中央公民館で始めた「津幡文芸サークル」。4月の図書館の「出会いの夕べ」が縁となって、今夜は特別講座が開かれ、講師は細川律子さん(高松町)。若い頃から「書くこと」がほんとうに好きだったという細川さん、随筆『宮沢賢治の国より』、小説集『
花菜畑』の二冊は生まれるべくして生まれたものでした。「上質」で「世代を超えて子どもたちにも分かり」、「ロングセラーになるはず」という川村さんの作品評もさすが!です。少人数でしたが、誠実な想いが熱く伝わり合うひとときでした。

6/12
(水)
今年度から月一回になった「手話で話そう」の時間。吉田詔子さんがボランティアで協力してくださっています。このところお休みがあって、久しぶりの手話でした。どなたでもいつからでも参加自由です。
第2水曜日の夜は「アンドリューの地球人講座」。前回に引き続き、アンジェラ・ウォズワースさんを囲んで「ベジタリアンU」。ベジタリアンの生活が如何に健康的か、ジョン・ロビンズの『FOOD REVOLUTION』の統計数字を示しながら、牛乳と栄養、さまざまな疾病との関係を説明。(医学的専門用語もあって、さすがのアンドリューさんも通訳が大変だったかな)アンドリューさんの手作り「ファラフル(ひよこ豆の焼き団子)」と「フムス(ひよこ豆のディープ)」、アンジェラさんの「ブリスボール(幸せの団子)」・・・初めてのベジタリアン食は、魅力的!!材料、作り方の詳細は図書館までどうぞ。
明日は1時30分〜読書会「詩を楽しむ」です。どなたでも!

6/11
(火)
「どんど橋のかわうそ」や「峰山神のひひ退治」など、昔話クラブさんたち3人は条南小3年生にお話の出前。図書館員は健康推進課「ほのぼのサロン」でブックスタート。午後からどしゃ降りの日。
一昨年の夏休みで・あ・い企画
静電気で遊ぼう」を覚えていらっしゃいますか。科学技術振興財団の支援を受け、講師ははるばる徳島県から来てくださった細川威典サイエンスレンジャー。不思議な静電気!楽しい静電気!もっと知りたい静電気!今年もぜひ!との声もあったのですが、ナントこの事業は13年度から開催者全負担になってしまったそうです。あの実験を体験できた方たちは本当にラッキーだったのですね。

県森林公園にオープンした「わくわく森林ハウス」を会場に「わくわくプラン」を練りあげている、緑ヶ丘子ども会(76人)の役員のお母さんたち。元気いっぱい!やる気十分!図書館もちょっぴり相談に乗りました。素敵なハウスで楽しい一日・・・マジック&折り紙、きなこ作り・・・

6/10
(月)

休館日
4時からは「豊かな心を育む津幡町民会議」の「学校外活動部会」。親子の共同体験活動の企画・運営が目的です。<親子で津幡の歴史を訪ねる>計画もあります。
夜はおやど商店街の電線類地中化工事説明会に出席。6月下旬から2年間かけての工事が始まります。騒音、片側通行など、不便な事態が予想されますが、これを機に歩道の段差の問題が解消され、バリアフリー社会に一歩前進。ハンドホール?インターロッキング?「初めて語」に出会った日。
明日の朝は部分日食が見られるらしいのですが、まさしくお天気次第。

6/8
(土)
11時からボランティア昔話クラブによる「つばた昔むかし」・・・きょうは能崎さんの『白い龍の話』(倶利伽羅峠の昔話)、『ちまきと大蛇』(富山県宇奈月の昔話)でした。子どもたちや大人、ちょうど居合わせた富山県の男性の方も参加して20名ほど、不思議なお話に耳を傾けました。
今日、隣町の宇ノ気町に西田幾多郎記念哲学館が開館しました。午後からは記念イベントが開催、上田閑照氏(京都大学名誉教授)の講演「西田幾多郎と哲学」、建築家の安藤忠雄氏(東京大学名誉教授・宇ノ気町名誉町民)の講演「思索の場として」、哲学館名誉館長の大橋良介氏(京都工芸繊維大学教授)と安藤さんの対談「考えることと造ること」は、「西田哲学を理解し安藤建築を読み解くキーワード」として旅・場所・伝統・近代・創造性の5項目に沿って進められました。安藤さんの創造力の源は緊張感、忍耐力(体力も!)そして、勇気・・・。世界的哲学者と建築家の呼応関係を探る魅力的な催しでした。岩波書店発行の雑誌『図書』6月号に県立看護大学の浅見洋教授(津幡町太田)が―「心のオアシス」を求めて―のサブタイトルで哲学館の誕生について詳述されています。世界に誇る哲学館の誕生は近くに住む私たちにとっても本当に嬉しいこと!!明日は映画「ソフィーの世界」上映を始め、記念コンサートなどもあるそうです。

6/7
(金)
6月20日から4日間開催される「津幡町生活文化展〜つばたの絵馬展〜」にちなんで毎年開かれる「おやど緑風茶会」のお茶席券(一席五百円)、今年は池田九華の描いた生き生きとした絵馬(能瀬・日吉神社蔵)が刷られている素敵な券です。今日から図書館でも販売しています。
「石川の教育史資料収集整備事業推進委員会」で昭和24年までの教科書と、地域で発行の副読本・学習帳を探しているそうです。お持ちの方はお知らせください。

6/6
(木)
開館と同時に、井上小二年生の生活科の授業で「津幡町探検」!池田さん、宇波さん、杉田さんの図書館大好き3人組と付き添いお母さんの宇波さん。ゆっくり、しっかり、図書館探検。
10時半からは「読書会〜宮沢賢治を読むつどい〜」。今日の作品は『貝の火』です。主人公のうさぎのホモイと両親、動物たち・・・ナレーター、参加者がそれぞれの役割を担って読み進めていきます。賢治の博学的知識に驚嘆しながら、深い思想に感動しながら。主人公の名「ホモイ」はエスペラント語のHomojによったのではないか、「貝の火」はオパールの遊色作用をみごとに描写している・・・など、『新・宮沢賢治語彙辞典』(原子朗著)に詳述されています。(館内資料です)
午後からは、津幡小の二年生、五年生たちが次々と。先生と一緒に、楽しそうに、クラス用の本を選んでいきました。

「蛍の夕べ」の申込みが早くも定員を超えました。急ぎ、定員40名の中型車の手配をしました。

6/5
(水)
先日来、「人生本談」読書会・図書館応援団の長井惇夫さんが、友人から調達した「製図板」を図書館のボード用に組み立てていましたが、本日完成!!キャスター付きです。おしゃれ!と好評の案内「めにゅう」ボードも、実は数年前に長井さんが調達したもの・・・

6/4
(火)
図書館の夏の窓辺の風物詩「千成瓢箪」、本葉が5枚になったところでいよいよ植え替え。『ひょうたんの育て方』を参考に3年前から育てていますが、その年によって「でき」が随分違います。今年はあまり欲張らずに、1本ずつを3鉢、のびのび、ゆったり・・・。
「で・あ・い講座」の感想が、昨日そして今日、次々と届いています。図書館の企画を心から喜んでくださる声に、私たちも励まされます。今回初めて参加された方たちもいて、図書館を知ってもらう良い機会になったことも嬉しいこと!

6/3
(月)

休館日
快晴の休館日。「女性県政学習バス」に乗って加賀方面へ出発。まず石川県庁では知事室と議場をたっぷり!見学、78年前に建てられた建物には年月の重みがあり、装飾デザインもかえって斬新、感慨深いものがありました。ちょうど玄関前では「土砂災害防止キャンペーン」の出発式、「いったい何をキャンペーン?」「ミス○○もいる!」こんな機会もめったにないとばかり、好奇心いっぱい、垂れ幕の裏側から覗き見!35人分の特製弁当も無事積み込んで、小松市の木場潟水と緑のふれあいパークへ。ほぼ自然の姿で残された県内唯一の潟、しかし水質汚染度ワーストNO.1とのこと。そこで、水耕植物栽培を通して浄化を促進する試みが進められることになったそうです。夕食用!のクレソンを袋いっぱい摘んだ後、広がる潟を眺めながら昼食。最後は加賀市の鴨池観察館。昨年7月の第26回「出会いの夕べ」のゲスト・大畑孝二さん(日本野鳥の会レンジャー)が案内してくださいました。双眼鏡を覗いたり、田んぼの周りを歩いたり・・・カブトムシの幼虫・イトトンボ・ショウジョウトンボ・タニシ・タイコウチ・メダカ・アカガエルの子・バッタ・タヌキモ・・・水の中の生き物や植物に触ったり、匂いをかいだりして「たんぼビンゴ」を楽しみました。ヒヨドリやウグイスやホオジロの声も聞こえます。お土産に素敵な「ポストカード」もいただいて記念撮影。帰路の「お・た・の・し・み」は建設中の新県庁をバスの中から見学!『自然とふれあい〜センス・オブ・ワンダー』をテーマに図書館が企画した今回の「で・あ・い講座」は、環境を考え、県行政を知る上でも有意義な一日となったように思います。

6/1
(土)
ボランティアのトニーさんも汗びっしょり。27℃の真夏日、お知らせをいただいて、午後「TV会議システム」を使った「石川県民大学校記念講演〜唯川恵〜」を見に中央公民館へ行きました。金沢までわざわざ出かけなくてもほぼ同時視聴ができる便利なシステム!のはずですが、これまでも活用、参加は少ないのが実状のようです。このシステムが本当の意味で有効に活用される方法は?英公民館長さんと二人で1時間・・・講演内容は?・・・唯川さんの落ち着いた話しぶりが印象的でした。
入口に掲げてあるジグソーパズルは浜浦敏さん(横浜)が毎月初めに届けてくださいます。先月は美しい「藤の花」でしたが、今月は爽やかな「Green Fruits」、涼しげな果物たちがいっぱいです。
祖濱賢太郎さん(金沢)から『宇郎居抄』第12号が届きました。「発刊して一年、体力、気力を養うためにも、もう少し続けていこう・・・」旅の印象、日々の随想が淡々と記されて。
明後日、月曜日は「女性県政バス」に乗って加賀方面へ出かけます。役場を9時出発。

*****5月*****戻る↑
5/31
(金)
午後、県立図書館での会議です。駅で知り合った女性の方と金沢までご一緒しました。つい2ヶ月程前にご主人をなくされて今日は久しぶりのお出かけとか。・・・数ヶ月もの介護、医療への不信、抗議したくてもあきらめざるを得ない患者の弱い立場、そして、若くない年になって残されて、ぶつかるさまざまな問題(年金等の処理や手続き書類等)。親身になって、相談に乗って、手伝ってくれる信頼できる機関があったらとのお話でした・・・慰めや、支えになる本がたくさんありますよと、初めて会ったその方に図書館へのお誘いもしました。が、がんばらなくても、誰もが普通に乗り越えていけるような分かりやすい社会のしくみ、暮らしやすさを支える公的支援が本当に必要です。
立派に育った猫じゃらし(ラグラス)の鉢植えを飾り、椅子たちも総動員して、夜7時半からは「で・あ・い講座」です。岩村ピエール和生さんの作品2点を前に、図書館は小さな素敵なアート会場の雰囲気!です。テーマは「光」、光は無価値、そして全てに平等、自由・・・実体がなくふわっとした存在の光を追い求め、渡欧してフランス人となった岩村さん。ノルマンディーでのご家族との暮らしぶりを紹介しながら、絵の本質に言及、「絵」を見る楽しさを教えてくださった。参加者25名、宇ノ気、高松、金沢(斎藤千代園長先生が伝えてくださって、梅光保育園の方たちも)からも集まってくださいました。
日本と韓国を舞台にサッカーの一大祭典・ワールドカップ(W杯)が今日開幕!!

5/30
(木)
福井県の清水町立図書館から「図書館見学」の依頼。も・ち・ろ・ん!!図書館の建物ではなく、図書館の日々の仕事内容や利用者の皆さんの様子等もっとソフトの面で知りたいとのことです。昨年からいただいていたお話でしたが、今秋10月末にと決まりました。こちらの方へ折角のお出かけ、6月8日に隣町にオープンする「石川県西田幾多郎記念哲学館」(設計/安藤忠雄建築事務所)もぜひご紹介しましょう。
津幡南中学校は今日の午後は一斉読書とか。昨日のブックトークが少しでも刺激になったらいいですね。2時間本を読んで、本の帯づくりもするんですって。
外の駐車場から聞こえてくる楽しそうな声は「菊の花の会」の皆さん。摘芯のため、今月は特別に2回の開催です。名人・橋本菊佐久さんを囲んで、菊花を育てる仲間たち。和気藹々、好奇心旺盛・・・見守る私たちも「元気」のおすそわけをいただいています。
明日の夜は、いよいよ岩村ピエール和生さんをお迎えして「で・あ・い講座〜〜」を開催します。日本を発たれる前にいただいた嬉しい機会、不思議な岩村さんに出会いませんか。作品紹介もあるそうです。

5/29
(水)
1:00から南中学校1年生を対象にブックトーク。ボランティアグループの絵本クラブの皆さんが今回も大きな力となってくれました。テーマは「ともだち」「私」そして「センス・オブ・ワンダー」の3つ。詩や絵本、読み物、おはなし・・・1年生たちはどのように受け止めてくれたでしょうか。
午後、県公共図書館協議会定期総会が県社会教育会館で。開館2年目を迎えた滋賀県愛知川町立図書館の渡部幹雄館長さん(図書館を3つも開館させたそうです)の講話もありました。人口1万人の小さな町にできた図書館は25万冊の収容能力があるそうです。渡部館長さんの図書館を中心にした町づくりへの思い、さまざまな企画、取り組み・・・胸熱くなる思いでお聴きしました。・・・子どもから高齢者まで全ての人々が気軽に利用できる機関として、図書館の果たす役割、その存在の大切さは計り知れない。そして、その図書館を更に育てていくのは、実は町に住んでいる住民、あなた!であり、私たち自身!なのですね・・・駅までの途中、渡部館長さんと歩きながら、こんなことも話しました。
「日本は“心のバリアフリー”はまだまだですが、勇気を出して、一歩一歩進めている行動に敬意をもちました。植物も、動物も、人間も皆、地球の生きもの。障害なんてことばを捨てましょう。指先を切ったいたみ、歯を2本失ったいたみ、親しき友を失ったこころの空洞、誰しもありうること。共に生きましょう。」・・・先日の「出会いの夕べ」に参加してくださった宮元敬子さんからの感想です。

5/28
(火)
10時半過ぎ、福祉センターでの「マタニティサロン」に!職員と2人で。勿論・・・「ブックスタート」の紹介!です。臨床心理の専門の方のお話の後、少し時間をいただいて図書館のPR。まだ一度も来館したことのない方が大部分でした。出産前の今、絵本や素敵な本に出会うチャンス!ですね。
土曜日から、メールボックスが故障?していたのか、ようやく今日開けることができました。町学童保育連絡協議会の杉野さんが、関係者の皆さんに25日の「出会いの夕べ」のお知らせをしてくださったことを知りました。繋ぎあいが、繋がりあいとなっていくのを感じます。そして、ゲストの佐原郁代さんからはお礼のFAX「・・・“人は出会いによって支えられて生きている”、“感動は手渡しできない” などいろいろな言葉を実感した一日でした。話し手と聞き手。それは、単に、その時の役割にすぎず、お互いに新しい発見や感動、そして、自分の内にあるものの再認識や再発見をそれぞれが行っているように思います。「出会いの夕べ」では私自身、ほんとうに新しい自分になりたい自分をまた新たに発見できたような気がしています・・・」
町発行の冊子『つばた健康長寿集』が届きました。八十歳を超えた方々の健康の秘訣や、健康づくり推進員の活動の様子などが紹介されています。

5/25
(土)
本が大好き、図書館大好き、文章を書くのも大好き、だった吉田和代さんが闘病の末に43歳で亡くなられて一年。32歳の頃、新聞に投稿した「くらしの日記」数編を貼り付けた『やわらぎ』・・・6歳の長男と、2歳の双子君たちとの幸せなくらしぶりが綴られています。今日、中学生の息子さんが「おばあちゃんから」って届けてくれました。
貸出し203人、820冊。レファレンス(調査・質問など)も次々にあって、忙しい日でした。いつも元気な留学生ボランティアのトニーさんもさすがに疲れ気味。
図書館は「出会い」の場。本と出会い、そして・・・人と出会う。年齢とか、性とか、立場とか、全てを超えて出会っていくところ。第29回目となった今夜の「出会いの夕べ」は、ゲストに佐原郁代さんを迎え、その思いを更に強くした集いでした。今夜のテーマは「聴覚障害&心のバリアフリー」。聴覚障害のお子さんをもった母親としての気持ち、「映画の感動を共有したい」という自然な願い、それが字幕付き映画の上映活動に結びついていったこと・・・監督!この映画に字幕を付けてください!』の小さな一冊(だけど、勇気と優しさと誠実と真実がたっぷりの一冊)を通して、聴覚障害のこと、バリアフリーの社会を願う強い思い、手話や要約筆記、鶴羽伸子さんのこと、センス・オブ・ワンダーとの関わり、ハンディキャップはハンド・イン・キャップ・・・真剣に語ってくださった今夜の出会い、17名の方が参加してくださいました。(出会って、知って、理解して、そして感じ取ってほしい・・・佐原さんからいただいた資料、図書館に置いてあります)

5/24
(金)
10時より「菊の花の会」。今日は5号鉢に植え替えしました。来週の木曜日に初めての摘芯をします。関心のある方、覗いてみたい方もどうぞ。
図書館の「みんなのへや」は小さなへやですが、その名のとおり、さまざまな方たちが集う貴重なへやとして大活躍しています。絵本の時間、昔話、手話、読書会、会議室になったり応接室になったり・・・なんといっても、自慢はお隣の酒井さんの見事なお庭の借景、そして、お茶室から、ポーンと聴こえる品子さんの鼓の音は何とも言えず情緒がありました。品子さんは94歳、3年前、能楽堂で初めてお目にかかったのがきっかけで、思いがけず優しく心こもった励ましのお手紙まで頂戴いたしました。その方が急逝。多くの人たちに慕われ愛された、素晴らしい方であったことを、今日、能楽師の藪俊彦さんの心打つ弔辞によってあらためて知ることになりました。
夜は中央公民館運営審議会委員・館長・主事合同会議に出席。町の生涯学習事業計画を知る機会でもあり、図書館の活動を少しでも理解していただく機会!と考えています。今年は特に「男女共同参画推進」のボランティア・スタッフの募集もあり、7月28日(日)には映画「老親」の上映も計画されています。昨年、女性センターで上映された感動的な映画!!さまざまな立場の方に見ていただきたい映画です。原作となった門野晴子さんの『寝たきり婆あ猛語録』など図書館にありますよ。
明日は「出会いの夕べ

5/23
(木)

5月29日の南中学校一年生対象のブックトークに向けて、手伝ってくれる「絵本クラブ」の皆さん、悩みながら楽しみながら着々と準備、打ち合わせ。昨年度のブックトークが好評だったので学校からの依頼で第2弾!というわけですが、チャレンジ精神で「本」に向き合うことで、実は自分たち自身が「一冊」に出会っていくのだと感じます。そして、図書館ボランティア「昔話クラブ」の皆さんは、今日の午後、津幡公民館の高齢者学級のお話会で大活躍!だったそうです。
津幡小2年生が元気いっぱい!やって来ました。のびのびと図書館探検。『エルマー』シリーズがやっぱり人気のようですね。
先日、東京の「センス・オブ・ワンダー事務局」から「環境教育用ビデオと英語版制作」のお知らせと資金面協力の依頼書が届きました。ビデオは全国の小中学校に無料で配布、ヨハネスブルグで開催される世界環境映像祭に出品するための英語版と共に日本語字幕版も制作することになり、寄付を呼びかけています。昨年、図書館の5周年記念「センス・オブ・ワンダー」上映会を機に生まれたボランティア「あなたと私/センス・オブ・ワンダーの仲間たち」を母体として、図書館も協力していくことになりました。「仲間たち」の押切存さんが、早速グリーンの不思議な「協力箱」を考案・・・よ・ろ・し・く!

5/22
(水)
6月3日の「で・あ・い講座/女性県政バスツアー」は県庁見学木場潟水と緑のふれあいパーク(クレソン摘み&美味しい特別弁当)〜加賀市鴨池観察館のコース予定です。定員まであと数名となりました。(図書館でのバスチャーターはこれで3回目!なんですよ)
津幡小5の1のみんなが先生と。今日は水曜日、町国際交流員のアンドリューさんにも会えて、とっても嬉しそうでしたよ。2回目の団体貸出しで〜す。
図書館のカウンターのところで揺れている素敵なモビール。センス・オブ・ワンダーのモビール。制作者の押切存さんにモビールの作り方、空き箱利用のお楽しみや"紙”工作を教えてもらいます。7月の第2、3、4木曜日は「あなたも工作の先生!」です。今日はその打ち合わせ。

5/21
(火)
先日、宇ノ気町の鈴木晶子さんからひとこと感想つきで返却された岩波少年文庫の『クローディアの秘密E.L.カニグズバーグ作)・・・「クローディアが注意深くたてた計画に従って、弟のジェイミーとともに家出にいく先は、なんとメトロポリタン美術館!化学者カニグズバーグならではのことばの正確さと冷静な表現によって流れるようなストーリーが進行するおもしろさ。1ページ目からあとがきまで順番に読むに限る作品です。」・・・鈴木さんのお薦めにひかれ、順番に、飛ばさずに、一気読み!実に爽快な冒険気分に浸っていたところ、今日の朝刊に、なんと!!メトロポリタン美術館の名前を見つけたのです。世界屈指の美術館、11歳のクローディアと9歳のジェイミーがまんまと隠れた美術館・・・そのフランス絵画展覧会が、秋、日本で開催されることに決まったとか。
中田風来さん出版の『句集 五七五とその思い出』いただきました。俳句人生六十年の風来さんの思い出の場所の句と写真で構成。「親と子の心はひとつ祭獅子」・・・表紙カバーは清水八幡祭の獅子頭振り、64歳の風来さんです。
『ハリーポッター』シリーズ人気は今も続行中・・・犬にも人気?・・・かじられた本が戻ってきました。


5/20
(月)
金沢での個展会場で岩村ピエール和生さんにお目にかかってきました。「自画像」通りの優しい眼差しの方でした。31日の「で・あ・い講座」では、「光」をテーマに作品鑑賞や解説もしてくださいます。

5/18
(土)
津幡南中学校「ワク・わーく体験」の6人の中学生たちから、丁寧なお礼の手紙が届きました。想像していた内容とは随分違った図書館での体験、彼らの成長の過程で少しでも役立ちますように。そして、図書館がより身近な存在になりますように。

5/17
(金)
町の社会教育委員は、小中学校長、連合婦人会長、各種女性団体連絡会長、青年団協議会、議会議員の7名の方たちです。今日は、第一回社会教育委員会議があって、14年度の津幡町教育方針、生涯学習関係事業計画と予算等についての報告。
町文化協会の会誌『文華』第13号が届いています。ご希望の方はどうぞ。

5/16
(木)
佐原郁代さんと「出会いの夕べ」の打ち合わせ。聴覚障害の双子のお子さんたちの成長を見守る中で、心のバリアフリーを切実に願う想いが、大きなエネルギーとなって、情熱となって、佐原さんを支えています。私たちの周りにはなんとさまざまなバリアがあることでしょう。でも、バリアの痛みや不公平さ、理不尽さは当事者の問題として、少数者の問題として終わってしまう。「知る」こと、「伝え合うこと」こそ、バリアをなくしていく大きな一歩となりましょう。2年前、町の学童保育連絡協議会が主催した講演会が佐原さんとの最初の出会い。いつか、図書館としてできることを!・・・と願いながら、ようやく実現する「出会いの夕べ」は来週です。
恐竜の本は超人気者!ティラノサウルスとかメガロサウルスとか・・・子どもたちは、名前も顔も形もしっかり覚えているのです。ところが!!!いくら大好きでも、本の中の恐竜を切り取るのは困りますね。『恐竜たんけん図鑑』は5箇所も切り取られてしまって・・・。

5/15
(水)
11時からの「絵本のじかん」は乳幼児とお母さんの時間。今日は絵本クラブの山田さんと松本さんが担当でした。わらべうたや、パネルシアターもあったんですよ。図書館の奥のちいさな部屋で、こんなにあったかい時間が育まれていることを、知らない方がまだまだ多いでしょうね。
3時からは、「アンドリューと話そう」です。国際交流員のアンドリューさんが英語の絵本を読んでくれます。ギター片手に英語の歌も!!実は、ギターを忘れてしまったアンドリュー、図書館の黄色いエプロンをしたまま、自転車を飛ばしてあわてて取りに帰ったのですよ。次回は必ずギターを持ってくるねと約束したらしいのです。英語がわかってもわからなくても、小さな子も、お母さんたちも、時には学校帰りの中学生も楽しんでいます。
紙芝居入門「のま・ひょうしぎ」に参加してくださっている宇ノ気町の北本さんとのご縁で、5月31日(金)夜7時半から、特別企画の「で・あ・い講座」を開催します。フランスに帰化された画家・岩村ピエール和生さんが講師を快諾してくださいました。テーマは「」・・・作品の紹介と共に、30年前、光を求めてフランスに渡った岩村さんの想いに出会います。岩村さんの日本での滞在スケジュールの中に、小さな、不思議なひとときを滑り込ませていただきます。どなたでもご参加ください。(明日16日から21日まで金沢の大和デパートで、岩村さんの個展が開かれます)

5/14
(火)
「ブックスタート」についてご存知ですか。10年前、英国で始まった運動で、赤ちゃんの時から絵本を読んであげましょう!絵本を通して、赤ちゃんと過ごす楽しさを!と、検診の際に絵本を手渡すなど、日本でも昨年から本格的な活動が始まっています。津幡町の図書館でも「ブックスタート」について検討を重ね、今年は、健康推進課のみなさんと連携して、7ヶ月児の「ほのぼのサロン」、お母さんの「マタニティサロン」の時間に、図書館や絵本の紹介をすることになりました。今日は、その初めての機会。10時に福祉センターへ出かけ、「ブックスタート」お知らせパンフを渡し、絵本の紹介をしました。図書館を知ってもらう大切な機会となりそうです。
午後はだ・い・じ・な・会議・・・。

5/13
(月)
昨日の「チャンゴよひびけ2002」は演奏もパフォーマンスもすごかった。パワー全開のエネルギッシュな舞台に、拍手が鳴り止まず、最後は次々輪に加わって踊ったのですよ。野間耕平さんは一段とプロらしくなって、解説もなかなかのものでした。耕平さんの書いた『のーまのトゥルソリ日記』もぜひ、読んでみてくださいね。韓国の晋州からスタートしたプロの芸能集団「トゥルソリ」、「トゥル」は「大地」、「ソリ」は「うた」。この本から「韓国ぽよよ〜ん」・・・韓国が見えます!ヨ。
さて、今日は休館日を利用して、河北郡の図書館職員たちの会議の日。今年は、高松町が当番です。それぞれの町の図書館の個性を発揮しながら、学びあい、教えあい、図書館について考えます。今年のテーマは「郷土資料のリスト」作りになりました。きっと、役に立つ資料になるはずです。

5/11
(土)
県立図書館へ出かけることになって、大忙しの日。貸出し212人、900冊。土曜ボランティアのトニーさんがちゃんと来てくれて大助かりでした。「小松お旅祭り」より図書館ボランティアを選んだのだそうです。誰にでも人気のトニーさん、魅力の秘密は明るい素敵な笑顔と誠意あふれたサービス精神。8月の帰国まで、もうあまり日がない!のが残念ですね。来週またね!って、元気に帰っていきました。
実は、昨日いいこと!がいろいろ・・・@宇ノ気町の鈴木晶子さんから『すずのき文庫のきろく第3集』(4月20日発行)。1年間の思い出のアルバムや記録、ブックリストがぎっしりつまった、鈴木さんのなんだか愉快でおおらかで真面目な人柄、そのまんまの手作り冊子。A宇ノ気町の北本弘子さんからは『岩村ピエール和生 洋画展』(5/16〜5/21・大和)の画集冊子。岩村さんは30年近くフランスに住んで、活躍されているそうです。B福井県今立町の酒井弥(さかい・みつる)先生から、図書館だより春号送付と引き換えに早速、夏号用の『科学随想』原稿!です。タイトルは『不老不死の薬は〜だった』・・・不老不死の薬がある!のでしょうか???夏号をお・た・の・し・み・に。(先生は時々富山まで出かけられるとか。その道すがら、「津幡の図書館をふと気にして」くださっているなんて・・・さりげないひと言が、私たちの大きな励ましです)
明日は金沢市民芸術村で「チャンゴよひびけ2002」です。のまりんの息子さんの野間耕平さんが出演します。3年前に耕平さんの韓国レポート集『のーまのトゥルソリ日記』を図書館で編集・発行。韓国でのチャンゴ修行の生活が、生き生きと紹介され、ひそかに人気本となりました。2回目となる明日の金沢公演(@2時半〜A5時半〜)、夜の部が少し余裕があるそうです。(TEL263−5659)

5/10
(金)
わくワーク体験」最終日。窓ガラス拭き、草むしり、図書館バッグ準備、絵本のへやの壁面飾り(魚のテーマで折り紙)、そしてお薦めの一冊紹介文、勿論カウンターでの貸出し・返却も・・・今日も盛りだくさんのメニューでした。外からは見えない図書館の仕事、少しでも理解してもらえたでしょうか。。
午後、大急ぎで加賀市立図書館まで。平成3年に建設され、11名の館員で運営されている図書館です。移動図書館の現状、書庫の様子、学習室やAVコーナーなど、西出館長さんが丁寧に案内、説明してくださいました。今、計画されている津幡の図書館はどんな風になっていくのでしょう。町の人たちのそれぞれの思いが、少しでも反映された形でできあがっていってほしいと心から願わずにはおれません。(プロポーザル方式で五井建築設計研究所の提案が採用されています)
7時半〜紙芝居入門「のま・ひょうしぎ in 津幡」は参加者23名。野間先生は新作『こうちゃんのじどうしゃ』、昭和55年の愉快な『ぐるぐる』の紙芝居。鈴木さん『ぬすびととこひつじ』、北川さん『いたずらきつね』、木村さん『注文の多い料理店』、北本さん『きつねのクリーニングやとまほうのマント』、北川(母)さん『あかずきんちゃん』、そして最後はアンドリュー、お母さんの創作紙芝居『スカーレットの演奏』初披露でした。どの紙芝居も演じる人の個性があふれ、ひきこまれ、あっという間の1時間半です。4人の子どもたちにつられ、大人も一緒になって大笑いしました。間のとり方、調子の緩急、抜き方など、紙芝居名人「のまりん」のひと言アドバイスも楽しい!そうそう、野間先生の家の庭の金木犀にメジロが巣を作って、生まれたヒナがおととい巣立ってしまって・・・それで、空き巣/カラ巣???と小噺も。宇ノ気町、金沢からも、ホントにようこそ。来月もどうぞ!

5/9
(木)
今日は津幡小学校5年2組のみんなが先生と一緒に図書館へ。先生も図書館のシステムについて随分学んで、張り切って、みんなでクラスの本を選びましたよ。
2日目の南中学校2年生「わくワーク体験」。新聞の整理、本の返却、バッグクリーニング、コーティング、新刊書のチェック、そして読書会「詩を楽しむ」にも参加して『みえる詩、あそぶ詩、きこえる詩』(はせみつこ編)を読んだあと、瀧口くん、高田くん、鈴木くん、高山くん、干場くん、小泉さんたち6人は水野スウさんや長曾さんと一緒に「名前ものがたり」にもチャレンジ!したのです。

5/8
(水)
津幡小学校5年1組、新しい学年になって、新しい先生と一緒に図書館へ。一人2冊ずつ、みんなで楽しそうに選んでいきました。
今日から南中学校2年生の図書館での「わくワーク体験」が始まりました。図書館の概要の説明、本の返却、バッグクリーニング、コーティング・・・初日からいろいろ体験しました。初めて図書館カードを作って、早速本を借りた人もいたのです。
アランさんは都合が悪くて参加できませんでしたが、今夜の「地球人講座」もなかなか有意義な時間でした。鶴来町の中学校の英語の先生、アンジェラさんはベジタリアン。健康、宗教、環境、モラル、あるいはちょっぴりファッションも・・・など、さまざまな理由で菜食主義の人たちがいるそうです。Veagan(ヴィーガン)と呼ばれるひとたちは肉は勿論、牛乳・たまご・チーズ・バター・はちみつなどの加工食品も一切取らないそうです。特に、牧畜と環境(地球の温暖化、砂漠化、酸性雨など)について、牛の排泄物の処理が追いつかないことも大きな原因となっている・・・アンジェラさんの言葉を、アンドリューさんが通訳して説明してくれました。豆や海草類、魚が中心の日本食を見直す必要がありますね。食生活について考えてみることが、地球を考えることになるのですね。partUも楽しみです。

5/7
(火)
のんびり山歩き、ゆっくり休養、しっかり園芸、そしてたっぷり読書・・・連休もさまざまな過ごし方があったようです。返却1044冊、貸出し557冊、154人。
講演会にちなんで開催した「高田宏展」、県立図書館から高田さんの著書を特別貸出しいただきました。雪、山、森、旅、人、そして猫・・・なにものにもとらわれない自由な生き方を謳歌する高田さんの著書、出会った一冊一冊に心惹かれながら、明日返却します
明日はアンドリューの「地球人講座」〜ベジタリアンのライフスタイル〜です。アンジェラ・ウォズワースさんとアラン・マカイヴァーさん(ニュージーランド)がゲストです。アンジェラさんは10年前から、その影響でアランさんも3年前から全く動物を食べなくなったそうです。どうして、彼らはベジタリアンになったのでしょう。・・・夜7時半〜どなたでも参加してください。

5/2
(木)
2回目となった読書会「宮沢賢治を読むつどい」には13人。金沢、富来町からはるばる参加の方もいらっしゃいます。CDで賢治作の「星めぐりの歌」も聴き、歌ったりもしました。有名な作品だけでなく、余り知られていない作品や未完成の作品を丁寧に読んで、賢治の世界を知っていく読書会です。
七尾美術館の招待券は、抽選で宮村さんと古田さんにプレゼントしました。ピカソ、シャガール・・・をゆっくり楽しんできてください。
明日3日〜6日は休館です。

5/1
(水)
4月23日からの「こどもの読書週間」にちなみ、今日スタートした「創作紙芝居fromオーストラリア」展は12日(日)まで。退職したら、友だちと二人で絵本を創りたいと思っていたアンドリューさんのお母さん。人間関係、特に親子の関係について関心があって、子どもたちがもっと自信をもつように、元気を出させる方法がないかということについて、いろいろ考えていたそうです。そうして、このお話を思い付いたのだそうです。絵本用作品を紙芝居にするには27場面は多すぎるので、16枚ほどに選んでいくことになります。
明日は読書会「宮沢賢治を読むつどい」10時30分〜

*****4月*****戻る↑
4/30
(火)
今日は休館日。中での作業ははかどりました!と言いたいところですが、積もり積もっている仕事はなかなか減りません。でも、明日からの『紙芝居』展示の準備はようやくできました。町国際交流員のアンドリューさんのお母さんから送られてきた絵『スカーレットの演奏』はダイナミックな絵が魅力的!初めての演奏会ですっかりあがってしまった少女・・・どうやってプレッシャーを克服したでしょうか。日本から送った紙芝居『おじいさんのできること』に感動したジェラルディーさんがチャレンジした27枚。図書館で、厚紙に貼って、一枚一枚丁寧にコーティングしました。
先週土曜日夜の「出会いの夕べ」の声が早速届いています。森川由紀子さんからは「・・・岩手なまりの優しい語り口の昔話は老若男女を問わず、タイムスリップしたようにお話の中に引き込んで下さいます。・・・私も両親(朝3時ごろから夜おそくまで野良仕事、その上夜なべまでして働き通していた今はなき)を重ね合わせて思い出し感謝の気持ちで胸があつくなりました。このように、あたたかい出会いをさせていただき、その上帰りには細川さん手作りの絣のしおりまでいただき、るんるん気分で外に出ると、空にはまんまるお月様が「よかったね」とほほえんでいるように、私にやさしい光をふりそそいで下さいました・・・」、夜のポストに本を返しに来られて偶然の参加となった吉田睦明さんからは「たまたまの機会を得て参加させていただきました・・・初めての体験故にか大変趣きを感じ楽しかった。はるか昔、うす暗い裸電球の下で亡母から聴いた昔話の数々が思い起こされたりしました。ご自身の体験や活動から本を読む事、文を書くことの意義について説かれ、それは<自分を知ることであったり、心を鎮める事であったりで感性を磨く事に関わる行為>ではないかとの趣旨であったと理解致しました。ともあれ心穏やかなひとときでした・・・」との感想。細川律子さん、そして参加してくださった皆さま、心よりお礼申し上げます。

4/27
(土)
年度初めの「出会いの夕べ」は勿論レディファースト!というわけで、第28回の今日のゲストは細川律子さん。高松町ではまなす文庫を開き、子どもたちに絵本やお話を届けていらっしゃる。実は既に第5回のゲストとして「宮沢賢治の国から」のテーマでお話いただいたのですが、昨年『花菜畑(はなばたけ)』を出版。その紹介とお祝いの気持ちを兼ねた「出会いの夕べ」でした。連休を前にして約30名の方が(町外の行政の方たちも!)参加、『花菜畑』に辿りつくまでの本や人との出会い、ロウソクの灯火を囲炉裏に見立てての昔話、そして『花菜畑』に登場する人たちは?・・・と、1時間半が短く感じられる程、心地よく、密度の濃い、細川ワールドを堪能しました。そして、この一冊が生まれるべくして生まれたことに感動すると共に、細川さんの作品の魅力の原点に触れることができました。新しい出会いの場ともなりました。今日の記念に!と用意してくださった絣のしおり。少しだけ余分がありますよ。
今日の貸出し181人、786冊。明日〜30日は定休です。(30日は内部作業をしています)


4/26
(金)
今年度最初の「菊の花の会」。図書館横のいつものところで、橋本菊佐久さんを囲んでスタートです。にぎやかな明るい笑い声が響いて、通りすがりの方たちも、つい、のぞいてしまいます。今日は「挿し芽」のてほどきでした。毎月第4金曜日10時〜。

4/25
(木)
“本大好き”な人たちが増えていくのはとても嬉しい。感想や、お薦め本の紹介もありがたい。一日返却が遅れても、しっかりお知らせくださる素敵な方たちが随分多い(他の町の図書館に自慢したい程)のもとても嬉しい!その一方で、貸し出し期間(2週間・予約がなければ1週間延長もできる)がとっくに(〜ヶ月)過ぎても音沙汰なく、何度も催促!の末に「分かりました」とたった一言!の方も多い現実。職員の残業手当、電話代・・・公費の無駄遣いも残念ですが、「みんなの本」をもっと気持ちよく利用する良い方法を一緒に考えたいですね。
明日は10時から「菊の花の会」
村隆一町長さんが初出勤、9時にお迎えしました。

4/24
(水)
昨日の「一日折り紙」は、「今日も折り紙」!となって、カウンター前に、たくさんの折り紙の本、折り紙作品、そして誰でも自由にOKの折り紙も一緒に並べてあります。今日も、お母さんと小さな子が夢中で折っていましたね。図書館が楽しい!ことは大切なこと。心地よい!ことは素敵なこと。「図書館を楽しむこと」の積み重ねが、「読書の楽しさ」発見にも結びついていく。
図書館ボランティアの山田絵美子さんから、「地図」のお・み・や・げ。地図大好きの山田さん、日本が「極東」に位置している地図を探して、30年!ようやくシカゴで!!手に入れました。(廊下に掲示)
昨晩は県立図書館から戻って、遅い遅い「ひと言」でした。HP愛読者!?の方が、身体の調子の所為?と気遣ってくださって、今日早速お電話。本当にありがとうございます。
矢田剛町長さん、東正剛助役さんが、今日退任。お見送りしました。

4/23
(火)
☆初めての子ども読書の日」・・・県立図書館では夜7時から、児童文学者のかつおきんやさんを講師に記念講演会「子どもと読書〜わたしの体験から」が開催されました。(30分近く遅れて着いたので初めの部分は?)涙なしでは読めない感動的な児童書として『ダンとアン』の紹介。そして、ご自分の読書の体験として、@場所(現地)を大事にしようという思いの原点A読んでもらう楽しさB我が子に対して読むC一冊読み終える満足感は大きい・・・と、児童書や絵本を紹介しながら語られました。読書はあくまで個人的な営み!無理に読ませようとしてもその気にさせることはできない。(法律は勿論!)親や教師や・・・子どもと接するいろんな立場の人たちが、共に育てようとすることが原点なのだ。そして、人の声、響きは、単なる記憶としてではなく、読んでもらったことの快さとして残る。・・・74歳のかつお先生は奥さまと共に「金沢子どもの本研究会」(野間成之会長)を育てて30年、この夏七夕の日に、"ぐりとぐら”の中川梨枝子さんを招いての記念講演会も企画。
さて、当館での子ども読書の日」は!みんなのへやで「一日折り紙」でした。午前中は、声を掛け合い、誘い合った仲良し仲間や、折り紙大好きな方たちが出会い、椿や変わり鶴に1時頃までチャレンジ。2時頃からは、また、新たな参加者。母子連れ、学校帰りの子どもたち、おばあちゃん等など、世代を超えて、教えあい、習いあっていました。1日で22名(子どもは7名)、図書館が初めての方たちもいて、この機会に図書館カードも作りました。・・・いつでも だれでも なんでも 創ろう・・・のオープンルームは居心地がとっても良かったと大好評でした。
「図書館だより春号」がようやく夕方、完成!春号だけは、全家庭に配布するため、毎年印刷してもらい(夏・秋・冬号は図書館で配布)5月号の公民館報と一緒に届きます。

4/21
(日)
里山フェスティバルの催しの第U部に参加。写真家の今森光彦さんのお話と、「今森光彦の里山物語」の映像。里山の生命の四季が美しく、厳しく、とらえられていました。そうそう、いしかわ自然学校からのパンフレットの中に、小学生対象の夏8月のキャンプのお知らせ。森林公園をまなび舎にして、そのタイトルは〜「センス・オブ・ワンダー」(不思議さに目を見はる感覚)を体感する森歩き〜!

4/20
(土)
4月23日は初めての「子ども読書の日」・・・子どもたちと関わるさまざまな機関でいろんな企画が準備されています。当館では「一日折り紙」を企画、折り紙を通して、おとなも子どもも、一緒に考えあい、教えあい、心通わせる一日です。子どもたちが好きな人、折り紙に関心のある方、是非ご協力ください。(10時から5時頃まで、いつでもお好きな時間帯に!)
昨年1月から、毎週土曜日になると図書館でボランティアをしているトニーさん。なんとも言えない爽やかな笑顔!お弁当を持って、飲み物持って、バスと電車に乗ってやって来る!ボランティアの中のボランティア!なのです。7月まで金沢大学で学ぶそうです。(津幡の図書館には、大勢の素敵なボランティアさんたちが関わっています。絵本、昔話、菊作り、手話、そしてさまざまな情報を寄せてくださる方たち、お手伝い・・・今日は、飛び入りボランティア!条南小の4人が絵本のへやの壁面に貼ってあった「図書館かるた」を順番に集めて整理してくれました)
春の大掃除は勿論、日々の生活に役立つ2冊でした!と、返却に来られた利用者の方からオ・ス・ス・メ!!『ハウスキーピングマニュアル』『掃除アイディア200』・・・掃除、収納、修繕のノウハウや洗剤を使わないお掃除が紹介されています(いづれもブティック社)

4/19
(金)
七尾美術館より20世紀巨匠の5大連作版画展(ピカソ・ルオー・シャガール・ミロ・デュフィ)の素敵なポスターが届きました。招待券は希望の方に抽選でプレゼントします。(4月26日までにお申し込みください)
5月、全家庭に配布予定の「図書館だより春号」急ピッチで!!制作中。

4/18
(木)
津幡小学校から「学校便り4月号」が届きました。刈安小学校の便りと共に入口に掲示、学校の情報が町の一般の方たちにも伝えられる貴重なコーナーとして、2年前から開設しています。
滋賀県は図書館行政が最も進んでいる県、93年にオープンの高月町立図書館は特に先進的な図書館と言われていますが、「教師のための実用書(教材研究、問題集など)がズラリとならんでいる」取り組みの情報を利用者の方からいただきました。是非はともかく、図書館が意識のアンテナに引っかかるようになって、いろんな方が図書館を深く考え始めたことは本当に嬉しいこと。
「野崎まい〜り〜は〜♪」・・・昔懐かしい『野崎小唄』の歌詞探し!良かった!ちゃんと本も見つかりました。ついでに韓国語で「アリラン」の唄も披露していただいて!こんな楽しいレファレンスタイムもあります。

4/17
(水)
11時からは今年度初めての「絵本のじかん」、保育園前の小さな子たちがお母さんと参加。絵本クラブさんの優しいわらべうたや絵本に、にこにこ顔です。(第1、第3水曜日)。
3時からは「アンドリューさんと話そう」。絵本のへやで『The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)』など、英語版の絵本紹介。小さな子たちやお母さん、学校帰りの中学生たちも、アンドリューさんと一緒に読みあいました。(第1水曜日)
北陸婦人問題研究所より、『かいほう』第62号が届きました。巻頭言として、所長の梶井幸代先生は、津幡町の水野スウさん宅で開かれた「紅茶の時間」で、押切柳子さん(県女性センター前館長)が「男女参画の道」と題して話されたことについて書いていらっしゃいます。丁度その時間、NHKの「メッセージ」録画と重なって、残念ながら参加することができなかったのですが、梶井先生の心細やかな文を読みながら、楽しげな温かな情景が目に浮かび、一層残念な思いを深くしました。次頁には冬期セミナーでビデオを紹介しながら『声なき人たちと共に』をテーマに話された赤井朱美さん(石川テレビディレクター)の講演内容も掲載されています。真剣に学び考える女性たちの12頁の報告書。図書館でファイルにまとめてあります。自由にご覧ください。

4/16
(火)
6月20日から始まる「町生活文化展」のテーマは「津幡町の絵馬」。津幡百韻会のメンバーが町の神社60社を訪ねて調査、近年の誕生記念奉納絵馬を除いた265点を写真に収め、リストアップしました。現在、パンフレット、ポスター制作やパネル用、展示用絵馬の選択等、検討を重ねているところです。(昨年、図書館で「絵馬展」をした平良雄さんも新メンバーとして大活躍しています)

4/13
(土)
つばた昔むかし」は昔話クラブの森川由紀子さんが倶利伽羅に伝わる『石の枕』のお話を語りました。「リンガジント(隣が人と) ガガジント(我が人と)、ゴンスルコトヲ(言することを) モンスレバ(聞すれば)〜」と子守唄を歌いながら、機転を利かせて娘が宿の客を救った話。森川さんの柔らかな声で語られるこわ〜い話に集まった子どもたちも身を乗り出します。「ニンジンさん、ゴボウさん、ダイコンさん」の愉快なお話もおまけ!!次は6月。偶数月の第2土曜日をお楽しみに。

4/12
(金)
★★★NHKより緊急連絡!今日の「石川1000人のメッセージ」の放映は夜8時43分!!
     (見逃した方はBS放送4月23日9時29分で〜す)ただ今3時の臨時お知らせ!
今年度初の「のま・ひょうしぎin津幡」は15名。「子どもたち、新学期が楽しいといいな」と心から願っている野間先生は、まず『とのさまからもらったごほうび』。そして、今夜のチャレンジャー、北川さんは愉快な『およめさんにばけたきつね』、宇ノ気町からお子さん連れで初参加の本出さんは小さな子が喜びそうな『カレーライスがにげだした』・・・<お母さん、いい声だね〜><紙芝居、おもしろかったね〜>たくさんで見ているから楽しさが倍になる!「笑いの菌」をいっぱい振り撒いて、「伝染」させて・・・「楽しさ・笑い」をみんなに届けたい野間先生、最後はじわっとあったかい『てんからおだんご』でした。(紙芝居は毎月第二金曜日)そうそう、「お〜いニッポン、今日はとことん石川県」のメッセージは無事ビデオに録画、紙芝居終了後、参加者の皆さんと鑑賞!?たった5秒間のコマーシャル「津幡町立図書館絵本クラブで〜す。第一、第三水曜日は絵本の時間で〜す
明日は11時より「つばた昔むかし」〜石の枕〜

4/11
(木)
読書会「詩を楽しむ」の新年度第一回は参加者4人のささやかな時間でしたが、大きな「気持ちボール」が飛びました。水野スウさん紹介の吉野弘さんの『生命は』から始まって、ナナオサカキさんの『これで十分』、斎藤孝さんの『声に出して読みたい日本語』から幾編かの詩文、また先日の講演会で高田宏さんが紹介された橘曙覧の『独楽吟』、黒田クロさんの『自分から』の出逢いの一節・・・そうそう、『揺籃のうた』も『めだかの学校』もそばにいる誰かに語りかけている詩なんだ・・・よ、ね。そんな確かめ合いもあったひととき。次回は「生命は』の詩をちょっと立ち止まって読み逢ってみよう、ということになりました。毎月第2木曜(1時半〜)どなたでも。
明日は紙芝居入門「のま・ひょうしぎin津幡」夜7時半〜(お子さん連れも大歓迎)
明日のNHK総合TV夕方6時58分!「石川1000人のメッセージ」に5秒の図書館PR

4/10
(水)
「アンドリューの地球人講座」は小さな子どもたち(ふたりのみきちゃん、ゆうきくん)もお母さんと参加して12人、トランプゲーム「バーンガ」を初体験。簡単なルールに秘密のルールがプラスされ、想像していた以上におもしろいゲームです。ゲームを通して、異文化社会のしくみや生きぬき方、バリア社会での人の気持ちなどを体験しました。参加人数が多ければ多いほど体験も深くなる、その名もハッピートランプゲーム!また機会があれば。
宇ノ気町の岡島利雄さんから『禅の心−松本龍潭伝−』(編著者・冨木昭光)をいただきました。大乗寺住職松本老師は岡島さんの叔父さんにあたられ、しかも津幡町の菩提寺出身とのこと。ゆかりの方々への一冊と共に、ぜひ出身地の図書館にもと訪ねてくださったのですが、小さな図書館はなかなか探し出せなくて、何度も前を通り過ぎられたとのこと。バイクに乗ってわざわざ届けてくださった一冊です。

4/9
(火)
延滞返却本のあちこちに傍線、囲み、書き込み!鉛筆書きなので消すことができましたが、気持ちよく利用するためにも、利用マナーを守ってほしい。
明日は3時〜「手話で話そう」、夜7時30分〜「地球人講座」・・・どなたでも!

4/6
(土)
トニーさん(金沢大学留学生)が今日も元気に爽やかボランティア。彼のボランティア姿勢に、私たちは何かとても大事なことを教えられています。
近所のよしみ?で、「で・あ・い講座」の会場をお願いしたり、講演会「出会いの夕べ」の座椅子を拝借したりと、お力添えいただいている弘願寺さん。今日「チャリティー聞法会」が開催され、鈴木大拙師の愛弟子岡村美穂子さん(大谷大講師)が『以心伝心』と題して講演され、町内外から大勢の方たちが集いました。NHKの「心の時代」(「出会いの夕べ」のゲスト・中村富子さんも先日出演)でお馴染の金光寿郎さんも来場されており「人間は分数・本日ただ今誕生」との心に残る言葉も紹介されました。チャリティーの慈善金は全額、町の「やまびこ学園」に寄贈されるそうです。
4月2日にご紹介した高槻幼稚園の冊子『ひなぎく』を、山下園長先生にお願いして余分にいただくことができました。若いお母さんは勿論、子ども達に関わる多くの方々にぜひお薦めしたいと思っています。
明日は町長、町議の選挙!です。

4/5
(金)
貸し出し55人、191冊。入学式のうららかな春の日、この上ない静かな一日!さまざまな報告書、統計書などの内部の仕事がはかどり?ました。窓ガラスもピカピカ!になりました。
倶利伽羅竹炭生産組合の池内さんから届いた篠笛など、竹で作った楽器を展示。明日、親子教室が開催されるそうです。

4/4
(木)
約10人が参加した読書会「細川律子さんと共に宮沢賢治を読むつどい」は、ワークショップ形式で進められました。第一回目の作品は『蜘蛛となめくぢと狸』、各人が登場人物(動物)になって朗読していきます。気楽に、肩を抜いて、賢治の世界を楽しむひととき・・・『宮沢賢治全集 第5巻』/(ちくま文庫)からスタートした、いつからでも、時々でも、どなたでも、自由参加!の読書会。月一回、最終の10巻までどのくらいの年月がかかるでしょうか。遥かな道を「仲間連れ」の楽しみです。
つながり−聞き書き・女性70人の読書と人生と』(飯伊婦人文庫)を伏見記者さんからご紹介いただきました。タイトルの通り、「聞き書き」という形で「女性と読書」に真正面から向き合った本です。目次を見ただけでも圧倒され、ページを追う毎にくぎ付けになり、飯田下伊那の女性たち(会員は600人!)の誠実な取り組みに感銘を受けずにはいられません。そして、仲間たちとの読書がかくも人間の魂を磨き、生き方を高める!ことにあらためて感動してしまいました。すばらしい本、すばらしい人たちとの出会いに感謝して。
県立美術館からポスターと招待券!!!!!勿論、ご希望の方たちに抽選で!

4/3
(水)
ご縁があって、金沢の祖浜賢太郎さん(68歳)発行の『宇郎居(うろこ)抄』が届けられました。祖浜さんは北國文化センターの「暮らしに役立つ文章講座」を平成9年から4年余も担当された方。B4一枚の身辺雑記・物覚え記録は、月一回ペースの限定私信だそうで、10号が最新号。「自分の生活を律する一種のまじないのようなもの・・・お互い達者にというしるしのような役目をになってくれれば」・・・祖浜さんの「人ネットワーク」の気持ちが感じられる温かい通信。
来週の「地球人講座」は「ハッピートランプゲーム〜Barnga(バーンガ)大会!」です。アンドリューさんは地球儀を置いて、早速「一生に一度の機会」!?と展示PRも開始しました。
図書館の元気な応援団、泥だんごレンジャーの横川ちえさんがお別れの挨拶に。ドイツで語学を学ぶそうです。ホット情報を期待!して。
明日10時半より、細川律子さんを囲み、読書会「宮沢賢治を読むつどい」がスタートします。本は準備してありますので、どなたでも。

4/2
(火)
先日、大阪の高槻市にある高槻幼稚園学校法人今村学園)より、2001年度記録『ひなぎく』一冊が送られてきました。今年、創立70周年を迎える学園が年に一回発刊している通巻36号!の冊子です。山下園長先生とは、「出会いの夕べ」のゲストとなった大阪の詩人・里みちこさんをご縁に出会うことができたのですが、園の活動の誠実さ、理念の高さには目を見張るものがあります。5月には上遠恵子さんを招いて講演会「レイチェル・カーソンからの贈り物」、この1月には「センス・オブ・ワンダー」の上映会、大学の先生から「子どもの食環境」をテーマに遺伝子組み換え食品の学習会、フォトジャーナリスト・長倉洋美さんのスライドとお話「アフガニスタンの人々の暮らしと心」など、今の時代の直面している大切な問題、平和な地球をテーマに、先生も親も、共に真剣に楽しく豊かに学びあっています。「生きること」の意味を問いかける仕事、これからも続けてまいりましょう。たくさんのセンス・オブ・ワンダーの仲間たちと共に・・・。

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