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注)上にカレンダー目次がない場合は上の「ホームへ」を押して「ひと言・人・こと」から入ってください。
7/31
(土)
福来雀のみなさんが知恵を出し合って(図書館も深〜く関わって)、お盆の15日まで、通りの各家々に飾られることになった行灯25個。そぞろ歩きを楽しみながらの≪おやど商店街行灯クイズ≫も考案、抽選で10人の方に‘ちょっとイイものプレゼント’も!!(「クイズBOX」は図書館カウンターに)
吉田外儀さんから「一人でも多くの人たちに知ってほしいとの思い」で出版された『七人の孫たちへの証言〜太平洋戦争とわが家』(北國新聞社出版局)が届きました。県では最高齢スイマーとしてマスターズ水泳に出場されているという吉田さん、78歳の今、「人間万事塞翁が馬」の故事をかみしめながらの手記、平和を希求する言葉に打たれます。110人の元兵士たちの写真と生の声を取材した『戦争聞き歩き〜生きてます』(阪野吉平/新風舎)も心打つ新刊です。祖濱賢太郎さんからは「宇郎居抄」第38号、「世界連邦石川」も届きました。
今日から津幡祭り。図書館を代表して参加する新スタッフのために、PRグッズを考案。閉館後、町ロゴマークの「1・2・3つばた」シールも貼って、とってもステキ!な≪そうだ!!図書館へ行こう団扇5本が完成!!

7/30
(金)
10:00〜「手づくり絵本講習会」は池田陽子さん(金沢手づくり絵本の会)を講師に開催。わくワーク体験の中学生たちも参加して38名、「糸とじ絵本」にチャレンジしました。針を持つこと自体初めての子どもたちが殆どでしたが、お母さんに手伝ってもらったりしながらがんばった。チラシやパンフレットをせっせと切り抜き、貼って、どんどん自分の世界に浸って・・・愉快なのや、夢いっぱいのや、可愛いのや、ロマン溢れた物語や、「ヨンさま」!も登場・・・世界にたった一冊の自分のための絵本に大満足!のみなさんでした。
秋山ちえ子さんから届いたダンボール一箱!4月に引き続き、これで5回目の寄贈です。<風邪が長びきまして本をお送りするのが今日になりました。お暑いですね。ゆっくりがんばって下さい>と添えられて。『PHP』や岩波フォト絵本、新刊書もたくさんいただきました。サンライフから戻って、図書館に寄っていただいた池田さんにも立ち会っていただいて開いた玉手箱!!『今も昔も大切な100のことば〜みんなのたあ坊の菜根譚』(サンリオ)のプレゼントも!
午後からは窓クリーニング、カウンター体験、コーティング、図書館バッグ記入、季刊誌折り、「おやど商店街」の「行灯クイズ」体験・・・と大活躍のワクわーくさんたちでした。

7/29
(木)
返却、バッグクリーニング、コーティング、新刊チェック、帯貼り・・・「わくワーク体験」の4人、感心するくらいてきぱきとこなしました。「図書館を使った調べる学習賞コンクール入賞作品展」の作品も手際よくチェック、展示。お陰で一日早いスタートです。
津幡の図書館にある本をぜひ!と、わざわざ能登方面からの来館者・・・さて、こんな場合は?
明後日の津幡祭りにちなみ、おやど商店街通りは一斉に≪行灯≫の明かりがほのかに灯って何とも言えず優しげな涼風満点の風情です。雀や花、金魚、富士山、アンパンマン・・・一軒一軒、趣向を凝らした力作。≪福来雀(ふくらすずめ)≫の皆さんの手づくり、手描きの行灯です。これまでにも、通りに季節の草花を飾ったりイベントを企画したりと、積極的に地域の活性化を図っている女性たち10人、昨年の2月28日に開催した「図書館を考える勉強会」をきっかけに結成した会で、お商売以外の方もメンバーとなって、図書館移転後の生き生き商店街づくりを皆さんで真剣に考えています。(ところで、図書館の行灯の絵は?!)
明日は「手づくり絵本講習会」(会場:サンライフ津幡)

7/28
(水)
9:00〜教育委員会(学校教育課、生涯学習課、体育振興課)連絡会。8月の行事について計画予定の確認。県体、成人式、町民ボートレガッタ・・・など大きなイベントが続きます。
午後から津幡中2年生の「わくワーク体験」の打合せ。下谷、細川、高市、田中さんの4人、図書館の活動を紹介したり、図書館とは?と考えてもらったり。毎年制作している「図書館かるた」の秘密も知って「へぇ〜」と興味津々。『センス・オブ・ワンダー』との出会いも!
PFUの社員お二人の合作絵本『にじいろのチャップ』(文・いけだなおひろ/絵・こむらまゆみ/文芸社)、7百点もの応募作から選ばれたそうです。小村真由美さんの<夢を1つ叶えました!Thank you!>のメッセージ入り。お友だちの方を通じて、今日、図書館に届きました。
昨夜、図書館員揃ってチャレンジ!した盆踊りの練習会は、津幡音頭、津幡小唄、2001津幡・・・みようみまね???の初体験でしたが、日頃館内で慌しく動き回っている館員にとって、久しぶりに別の筋肉の屈伸も爽やか気分・・・それにしても、なんと軽やかに、実に楽しげに踊っている男性(図書館の利用者でした)!に上達の秘訣をうかがったところ、3年かけみっちりビデオ特訓を重ねたとのこと。う〜む、ナルホド、ソウカ〜・・・『特訓ビデオ』図書館にあります。

7/27
(火)
開館と同時になだれ込んで!!バーゲンセールの会場みたい!!とあまりの人ごみに驚きの声・・・貸出271人、1218冊、カード14人・・・終日、大混雑。
廊下のスツールで紙芝居上演!はやまびこ学園デイサービスの子たち。順番に読んだり見たり・・・あんまり楽しそうなので、「みんなのへや」を開放して紙芝居ミニ劇場!こんなに夢中になるなんてと指導員の方も目を細めて。また来てくださいね。
今晩、明晩7:30〜夏祭りの盆踊り講習会(会場:福祉センター)。どなたでも参加できます。

7/24
(土)
貸出203人、916冊。読書感想文や工作、科学研究の本を探しにやってきたお母さんや子どもたちで混雑した一日。
今日から募集が始まった≪たんけん!発見!わくわくボランティア≫は小学4年生以上、一日5名です。開館前の仕事を手伝いながら、本の探し方や図書館の秘密も発見できるかもしれませんね。早速友だちと二人で申し込んだ子もいます。≪小さな図書館の最後の夏!!そうだ!図書館へ行こう≫・・・楽しい夏のイベントの詳細は『図書館だより夏号』でお知らせしています。カウンターにあります。
ファーブル博士と世界の大昆虫博」が森林公園で開幕(〜8月31日)。入場前売り券は図書館にあります。
明日(第4日曜日)、明後日の月曜日は休館です。

7/23
(金)
整理休館日
昨夜“害虫駆除”装置(煙・ケムリ・モクモク・・・)を事務室内に設置。整理休館日の今日、午前中は整理をかねて、隅々まで大掃除!でも、限界を超えたスペースは、なかなか片付きそうにありません。
お昼の時間を利用して、松任市立図書館より頂いた≪ディスカバー図書館2004〜図書館をもっと身近に〜≫のビデオ研修会。
休館日と知らずに、ルンルン気分で家族連れの来館者、レファレンスが次々・・・陣中見舞い?!に現われたのは前スタッフの大高さん、新刊受入れ作業を一緒に手伝ってくれ、大助かり!!そうそう、文化会館、新図書館の最新工事現場写真も届きました。
当時80近くの故西利作さんが、向粟崎小・初代校長として、開校当時を回顧した16ページの小冊子『創生〜二ヶ年の歩み』(昭和61年10月発行)・・・ご家族の方が届けてくださいました。県文教会館資料室協力委員・河北郡市担当の松井喜美子さんからのお問合せがきっかけとなって、探し求め、出逢えた貴重な資料です。昭和22年から24年にかけての「寺子屋同然」の学校で、熱心な教師と校下の人々の愛校心が感慨深く記されています。

7/22
(木)
貸出205人、901冊、カード作製17件!!開館以来、いつもお揃いで来館の老夫婦も・・・「あれからもう8年・・・早いねぇ〜」と感慨深げにおっしゃって、子どもたちでにぎわう図書館に目を細められた。
子犬にかじられて・・・と若いご夫婦。補修も難しい状態なので弁償手続きをお願いしました。でも、こんなことも出会いとなって、昆虫や『ファーブル昆虫記』、『ファーブル記』や『ファーブル植物記』にまで話が広がりました。
☆:1:30〜は読書会「人生・本・談」、6人が集まって『世界がもし100人の村だったら』をテーマに談義。次回は<吉行淳之介&宮城まり子>
夕方、無事に最後の原稿も揃い!!「図書館だより夏号」が完成しました。テーマは≪小さな図書館の最後の夏!!そうだ!図書館へ行こう〜≫・・・カウンターでどうぞ。

7/21
(水)
さあ、今日から夏休み!早速、宿題にとりかかろうと張り切っている子たち、親子連れ・・・貸出237人、1107冊、返却1110冊、カード作製14件、リクエストやレファレンス。小さな図書館は大混雑。
絵本のじかん>はお休み?はい、絵本クラブさんも夏休み・・・でも、どうぞ!と、8ヶ月〜3才の子どもたちとお母さんたち5組が参加して、11:00から図書館員の手遊び、絵本。そして、ついにお母さんたちも!!デビューしました。用意した福音館の「0,1,2」の絵本の中から、お母さんに読んでもらいたい絵本を子どもたちが選んで、みんなで輪になって・・・『もじゃらんこ』『まるくておいしいよ』『ここよここよ』『だっことおんぶ』『よくきたね』『にわとりのたまご』・・・お母さんの優しい声に、幸せそうな子どもたち。
体験学習・自然観察ガイド−いしかわ動物園周辺自然環境調査報告書−』の「別刷:キノコ」。大きな宿題?!と一緒に、石川きのこ会・副会長の佐々木秀雄さんが届けてくださった。
前・町国際交流員のアンドリュー・チェリーニ&利絵夫妻が帰国を前にお別れの挨拶に。興味は<環境問題、社会情勢、映画、読書、音楽、料理、ジム、サイクリング、ハイキング、菜食主義>、趣味は<ビデオ撮影、自転車探検、凧揚げ、カラオケ、ギター演奏>・・・誠実でつつましく、しかも信念と実行力、ユーモアを兼ね備えた国際人の二人です。
徳島県藍住町教委より、8月に北陸来訪を計画、ぜひ津幡町の視察を(子どもの読書推進活動に関連して)とのご依頼があったのですが、今回の豪雨の影響で見合わせるとのことでした。また、ご縁があることを願って・・・。

7/20
(火)
休館日
祝日の月曜日ということで、昨日と今日は休館日。返却本は図書館前の2つのブックポストを利用していただいています。昨日、そして今日の昼も満杯状態。念のため夕方にも再度!点検・・・すでに溢れていて、ブックポストの上にもしっかり?乗せてある!取り出して運んでいると、丁度居合わせた方(まだ図書館に入ったことがないのだそうです)からいろいろ質問を受け、いい機会とばかり館内をちょっとだけご案内。各社の新聞があること、料金が不要なこと・・・などを知って目をまん丸くされていた。あなたの図書館、私たちみんなの図書館、これからもどうぞよろしく。
土曜日のNHKETV特集「戦乱と干ばつの大地から」医師・中村哲アフガニスタンの20年・・・ご覧になったでしょうか。日本男子たるや、逃げるわけにはいかないのでと苦笑しつつ、温かく、かつ深い信念のこもったまなざしで静かに語る中村さん。(つい最近だったと思うのですが、天皇皇后に招かれ、予定時間を延長して現地の報告をされた中村さん、思いもかけぬところに理解者がいるものだと述懐されて・・・)『医者井戸を掘る−アフガン旱魃との闘い−』『辺境で診る辺境から見る』『医者よ、信念はいらないまず命を救え!−アフガニスタンで「井戸を掘る」医者中村哲−』『空爆と復興−アフガン最前線報告−』等、中村さんに出会う本は図書館にあります。
新潟に続き、17日から18日にかけ豪雨に見舞われた福井。信じられないような被害状況です。(ほんの僅かのところで、私どもの方はかろうじて無事でした。お気遣いありがとうございました。)

7/17
(土)
午前は昔話クラブのミーティング。午後「絵本ワールド イン いしかわ2004」に。2:00から「学校図書館」をテーマにパネルディスカッション。事前のお知らせではコーディネーターは松居直さんとなっていましたが、実際は牧井さん(公文教育研究会)。パネラーは高島涼子さん(北陸学院短大教授)、長田町小学校の司書教諭、泉野図書館の司書さん。公共図書館と学校図書館の役割の違いや子どもたちが本が好きになるための6つの手だて、学校の積極的な取組みとPTAや地域のボランティア、公共図書館との協力支援の必要性、生涯学習の拠点としての公共図書館のきめ細やかなサービス体制など、子どもたちの読書へのきっかけを生み出すための熱意と工夫を、それぞれの立場から伝えてくださいました。絵本ワ−ルドは明後日まで開催されます。
戻ってみると、今日の貸出197人、706冊!!2人のスタッフでがんばってくれました。返却スペースもなくて大変だったらしい。

7/16
(金)
第131回芥川賞はモブ・ノリオさんの『介護入門』(文学界6月号)。直木賞の奥田英朗(おくだ・ひでお)さんの『空中ブランコ』(文芸春秋)、熊谷達也(くまがい・たつや)さんの『邂逅の森』(文芸春秋)は図書館に所蔵しています。
小雨がぱらつく中、傘をさしながらの「菊の花の会」。ご主人が宝塚に戻ることになり、今日が最後の丹羽さんですが、ドライブがてら、毎月通えるかもしれないとのこと!2鉢の朝顔も大きな花を咲かせました。
3:00〜夕方までは「文化会館運営準備委員会幹事会」に。町民の皆さんができるだけ利用しやすいようにと検討を重ねています。
明日からいよいよ「絵本ワールド イン いしかわ2004」が始まります。河合隼雄さん、松谷みよ子さんの講演会をはじめ、河北おはなしボランティア“やまんば”や“金のがちょう”のみなさん、金沢子どもの本研究会などたくさんの方たちが参加しての大イベントです。詳細は図書館にお尋ねください。

7/15
(木)
午前中、オープンしたばかりの根上図書館に。木の香が漂う新図書館は、中庭があって緑と光が溢れ、家庭的な温かい雰囲気。子どもたちのためのファンタジックなお話のへやもありました。この2年間、練りに練って完成!した図書館を朝本係長さんが案内してくださった。市民の立場で、長年にわたって図書館のよき理解者、協力者として中心となってこられた道勝美さんの笑顔!新図書館は住民の皆さんの素敵な憩いの場となっていくに違いありません。(先だって、朝本さんからお声をかけていただき、移転用のダンボールを再利用させていただくことになっています)
午後は刈安コミュニティーホールへ。読書会のメンバー、図書館で情報を得た方も地元の方たちに加わって・・・第1部は刈安小学校の全児童が「倶利伽羅峠の歌」の元気に合唱。第2部は詩吟「倶利伽羅を詠う」。伝統文化を守っていこう、刈安校下に生まれたことを胸をはって生きようと子どもたちに語りかける山下岳コウさんの想いのこもった言葉も胸に響きました。詩吟もおどりもすごかった!!と口々に子どもたち。今回の<ジョイントコンサート>を実現させた武田裕一さんのもうひとつの夢、村の家や畑から詩吟が風に乗って聴こえてくること・・・も、実現しそうに思えました。(昨年2月の『宇郎居抄』(祖濱賢太郎さん)には、山下さんと平知度塚を訪ねてこられた愛知県の水谷祖堂氏との出会いのいきさつが・・・)
夕方、4年前の2000年、星空入門講師にお願いした小池田洋子さん(金沢星の会)がNHKTVに出演!(と大急ぎで知らせてくれたのは前スタッフのOさん!!)中2の時、先生の言葉通りにさそり座が南の空に見えた!それ以来星の世界のとりこになったという小池田さん、紹介された『藤井旭の四季の星座教室』に記したひと言は<星は心の宝石です>・・・今年は8月11日(水)星空入門を計画しました。

7/14
(水)
「学び」と「出合い」の感動創造空間−根上学習センター(4,506u)が完成!新図書館は明日オープンするそうです。おめでとうございます!
昼過ぎまでかかって、新図書館用書架関係の打合せ。3:00からは「手話で話そう」。レイチェルさん、丁度居合わせた3年と5年の小学生たち5人も参加。初めての手話との出合いに、子どもたちは緊張気味でしたが、吉田詔子さんの巧みな指導で次第に笑顔が見えました。途中からジェニファーさんもにこにこ仲間入り!!手話の時間はあらゆるバリアを拭い去る時間でもあるのです。
明日は1:45より刈安コミュニティーホールで「くりからをうたう〜山下岳コウ先生をお迎えして〜」が開催されます。どなたでもご参加ください。(主催:刈安小学校、刈安公民館、津幡町立図書館読書会「古典をたのしむ」)

7/13
(火)
Mさんからの<私の一冊>は、くどうなおこさんの『おはつ』・・・出会うものすべて“お は つ”。そうかぁ〜。目線をかえてみると周りには感動がいっぱい。同じことの繰り返し・・・そんなことない!!ささやかな日常の中に沢山の感動“おはつ”が隠れていたんだ。そして『すべての時間を花束にして』・・・まどみちおさんのやさしく響いてくることばはどこから生まれてきたのか・・・一瞬一瞬をとても大事にしているまどさんがいっぱいの本。読んでいる間、まどさんのことばの中に溶けてしまった。矢崎藍さんの『付け句恋々』を読んだ別のMさん、早速付け句にチャレンジ・・・むくむくと入道雲が立ち上がり)スイカがうまい!母親の味・・・家内の母親が毎年スイカを作ってくれるのです。あなたが好きよ規格外れで)高く付く、3L、4Lちょいやせろ!!・・・うちの兄ちゃん3L、4L。M寸なら2枚で千円のTシャツもあるのに、何でも特注で高く付く!!でも兄ちゃんは多少のことではめげないのです。・・・
久しぶり!!元気な顔を見せてくれたのは、3年前の図書館コンピューターのバージョンアップで、苦労の体験を共にしたA社の担当者。予期せぬ事態が生じ困り果てたこと、毎晩夜中すぎまでの作業が続いたこと、不可能を可能にして乗り越えたこと・・・限られた期限の中での凝縮された思い出、今となってはそれも懐かしい。

7/12
(月)
休館日
休館日を特別開館、10:00〜で・あ・い講座わくわく洋書絵本入門」。講師は斎藤昇二さん(名古屋/メイツコア)、新しく購入した世界19カ国から選び抜かれた55冊の洋書絵本「フォセット」の研修会です。第1回目の5月28日には図書館員&図書館ボランティア絵本クラブの皆さん、ぜひ関心のある方たちにも広く呼びかけたいと第2回目の開催となりました。休館日と知らずに来館された方も加わって受講生13人(男性は2人!)、斎藤さんの解説で、本物の絵本の魅力、面白さに触れ、「目からうろこ!」との感想も嬉しいこと。参加できなかった方たちのために、秋から冬にかけて第3回講座を予約しました。
県内の図書館に金沢子どもの本研究会より30周年記念誌『ともしびはもえつづけて−30年のあゆみ(この10年の記録)−』を頂きました。毎月一回の例会の記録を中心に、子どもたちに伝えたい本が紹介されています。20年の記録もあるんじゃないかと絵本クラブの山田さんが閃いて、勝尾外美子さん−山下のぞみさん−とうとう細川律子さんへと繋がって、「はまなす文庫」にそっと眠っていた最後の一冊『ともしびはもえつづけて−20年のあゆみ−』(1993.11.20発行)を、一昨夜の集いに参加してくださった細川さんが届けてくださいました。図書館に来る多くの方に読んでもらえたら嬉しい!と。

7/11
(日)
第20回参院選の日。
裕閑寺名月椿保存会による「椿」のさし木講習会へ。今がさし時、直角に切って、2〜3時間水揚げして・・・と、ますますお元気な丹羽先生の講義でした。参加者には各種椿の穂木が分配されました。

7/10
(土)
今日は特別無制限貸出!小さなオジギソウも大人気、にっこり大事そうに持って帰った人たち・・・先着50名の方に。(貸出159人、884冊)
参納哲郎さん(富山短期大学非常勤講師)を迎えての「第3回考えよう・新図書館」は「図書館とはなんだろう〜図書館は進化する〜」をテーマにお話をうかがいました。図書館の始まり、学生の勉強部屋となっていた頃、保存から利用の時代へと歴史を追いながら、「図書館は成長する有機体である」というランガナタンの言葉、最近の図書館情勢まで分かりやすく説明され、小杉町や舟橋村の図書館の事例や、開かれた図書館づくりをめざす上で予算の確保の必要性についてのご指摘もありました。図書館は市民と共に育っていく・・・より多くの人たちと手をつなぎながら、更に「図書館」について考えていくにはどうしたらいいだろうか・・・小さな小さな図書館オープン記念の夜、集まってくださった20名の方々に心から感謝しながら。(2年近くかけて取組み、平成11年3月にようやく発行した『岩井文庫目録』について、思いがけず参納さんよりねぎらいの言葉を頂きました。いろんな方の助言やお力添えを頂きながらの、開館して日も浅い中での苦労の大仕事でしたが、今はただただ懐かしいできごと・・・。貴重な資料となっています。)

7/9
(金)
7月4日の≪ひと言・人・こと≫に応え、松任市立図書館の脇水副館長さんから、なんと!「ディスカバー図書館2004」のビデオがあるとのお知らせに感激してしまった私たち。
昨夜の町P母親委員会研修会に参加された方たちが次々に来館されて嬉しい。なかなかその気にならなかったのだけれど、昨夜の紹介で『センス・オブ・ワンダー』を絶対に読んでみようと思って来られたという方に、小さな図書館のとっておきの秘密もちょっぴりお伝えできました。
恒例となった図書館オープン記念月間のお楽しみイベント「のまりんの紙芝居&ブラックシアター」は、ブックトラックやテーブルを移動して、可愛いゴザを敷いて・・・100人!!を超える親子づれ(こんなに入ったなんて!後でびっくり)でにぎわいました。絵本クラブの皆さんの手遊び、ホタルの歌の重唱、そして真っ暗にした中に浮かびあがる美しい天の川、雰囲気満点の音響効果・・・素敵な「七夕」のブラックシアターでした。≪中島光一ほのぼのコンサート≫のお知らせを兼ねて飛び入りの<じゅんちゃん&みっちゃんちゃん&はららん>と「大きなうた」を合唱して、いよいよ我らが<のまりん>登場です。超多忙ののまりんは元気いっぱい、愉快なトークと名人芸の紙芝居『こねこの七夕』『げたにばける』『しちどぎつね』、今年の五山賞『かあさんのイコカ』を熱演。のまりんの魅力満開の「きょうも元気」「森のキツツキさん」の手遊びに会場は熱気に包まれました。おそらく、小さな図書館では最後となる「のまりんSpecial」、子どももおとなも幸せいっぱいの夜となりました。
明日の図書館記念日は・・・先着貸出の方に「オジギソウ」の苗のプレゼント&無制限貸出です。夜7:30〜参納哲郎さん(前小杉町民図書館長)を迎え、で・あ・い講座「第3回考えよう・新図書館」を開催します。ぜひご参加ください。

7/8
(木)
暑いねえ〜!と口々に来館。外のひょうたんも何やら異変・・・今日は貸出81人、230冊。
1:30〜読書会「詩をたのしむ」は、以前に勝尾外美子さんが紹介された絵本『きこえてくるよ』(読み終わった時、偶然!勝尾さんから電話が入ったので、みんな何だか楽しい気分!!)、新刊の新垣勉(あらがき・つとむ)さんの『ひとつのいのち、ささえることば』を読みあい、山元加津子さんの『本当のことだから』の「遺伝子」(谷川俊太郎)と「眼にていう」(宮澤賢治)の詩に出逢う。
7:30〜南中学校を会場に、町P母親委員会研修会。「利用したくなる生き生き学校図書館をめざして−図書館ボランティアとしてできること−」をテーマに、2つの中学校の図書館司書、町内の幼稚園・小、中学校(12校)の委員の方たち40名ほどが集い、現状や問題点について報告しあいました。子どもたちの読書環境の改善や資料整備、読み聞かせを通して、ボランティアとしてできることは?を懸命に探ろうとしているお母さんたちでした。わたしは頂いた時間の中で、「こどもの読書週間」によせて松岡享子さんが書かれた≪ひとりからひとりへ≫を紹介。ひとりのおとながひとりの子どもを本につなげるきっかけになってほしいのだと。特別に用意されたプログラム「とっておきの一冊から」では、勿論!レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』を。そして新刊本より『先生のわすれられないピアノ−45年目によみがえったピアノの話−』(矢崎節夫著/ポプラ社)と『ひとつのいのち、ささえることば』(新垣勉著/マガジンハウス)。
明日は7:30〜お待ちかね!!「のまりんの紙芝居&ブラックシアター」です。夜の食事を早めにして、お揃いでおでかけください。

7/7
(水)
七夕の日、お母さんたち12人と乳幼児13人で満員!の「絵本のじかん」です。早朝、絵本クラブの山本典子さんが竹やぶから手に入れてきたというササを飾って、「みんなのへや」でパクパク人形の手遊びや「おふねはぎっちらこ」、「にうめんそうめん」のわらべうた・・・7ヵ月から2歳半ぐらいまでのちっちゃな子たち、絵本も楽しそうでした。図書館入口のスイカやリンゴやバナナの七夕飾りには・・・≪はやくオムツがとれますように・オムツを卒業しますように・早くオムツが外れますように・・・≫・・・この夏に勝負!の若いお母さんたちの切実で何だかほほえましい願い事。おやおや!大変、誰かさんが早速オモラシです。
午後、久世嘉太郎さんが来館。先日の「つばた昔むかし」の時間に見せていただいた久世さん力作の巻紙紙芝居と録音テープ(加賀藩参勤交代と御旅屋(おたや)の話など)を、子どもたちに貸出しできるように図書館に置いてもらいたいとのことでした。これはいい機会!とばかり、子どもたちからよく尋ねられる「おやど橋」の奴さんの由来の録音を依頼。80歳?の久世さん、当時を思い出しながら、緩急自在、みごとな調子で語ってくださって、一緒に聴いていたレイチェルさんも感動です。(久世さんを訪ねて井上小の6年生グループもやって来て、ふるさと質問教室)

7/6
(火)
午前中は「文化会館運営準備委員会幹事会」に出席、文化ホールや視聴覚ホールの使用規定も課題に。今後も市民の立場に立って念入りに討議されることになります。(丁度、今日届いた「香川県子ども文庫連絡会報」の中で、漆原宏さんはなぜ図書館において無料利用の原則が大切なのか言及)。午後は県立図書館の協力車が巡回(相互貸借本の返却や配布資料の受け取り)、「ファーブル展」に替わり「わくわく洋書絵本展」準備、レファレンス、本の入力やコーティング、資料コピー、アンケートの修正と確認、お知らせポスターや遅れている「夏だより」の作製、夕方までに選書と発注(先週分が遅れて)・・・カウンターと事務室で、山のような仕事を手分けしながら。
広報の新刊案内で紹介した『七本立て菊づくり教室』(制作/図書館菊の花の会)冊子に惹かれて初来館、簡素な見た目に予想外?の様子でしたが、手にとって中を開いてみて・・・これは分かりやすい!と大満足して、早速貸出しです。
今週は木曜から夜の研修や図書館オープン月間催しが続きます。金曜は紙芝居スペシャル、土曜は記念講演会です。

7/4
(日)
「図書館のある町に住みたい/片山鳥取県知事」「図書館が日本を救う/常世田良さん」「本の森を探検しよう/本上まなみさん」「生涯の友が待ってるぜ/児玉清さん」「レファレンスを開架に出そう/糸賀雅児さん」、そして司会の好本恵さんが「そうだ!図書館へ行こう」・・・NHK教育テレビで放映された「ディスカバー図書館2004〜図書館をもっと身近に〜」(主催/文部科学省、日本図書館協会)のパネラーの皆さんの最後のひと言です。図書館の可能性を探ると共に、多くの方々に図書館を知っていただくまたとない番組でした。うっかりしていて、放送時間に気づいた時は20分を過ぎ、残り40分。残念ながらビデオ準備ができなかったのですが、どなたか録画された方はいらっしゃいますか。

7/3
(土)
夏になると蚊帳の中でホタルを飛ばした遠い懐かしい思い出・・・図書館ではオープン3年目の平成11年、その翌年、平成14年の3回、で・あ・い講座として<蛍の夕べ>を開催してきました。講師の方から蛍の生態や不思議、環境問題についてお話いただいて、それからバスで現地に・・・平成12年には地元の方たちと<樹齢千年の大椿>を題材にした紙芝居交流も企画、「私は子どもの頃から椿のことをあまり思っていませんでしたが、紙芝居を見て、初めて実感わく思いです。末永く守っていきたいと思っています。源氏ホタルは3年前から少なくなって子どもたちは期待はずれだったかと思いますが・・・」と当時の区長さんの感想です。こんなこともきっかけとなり、村の皆さんが力を合わせ大椿を守り、ホタルの住む環境も復活させ、今年はたくさんのゲンジボタルが飛び交っていました。しかし、一方、大量に集めたホタルを飛ばすという演出?までする都会のホテルも現われているとか。ホタルは人間のペットではありません。東京ゲンジボタル研究所の『ホタル百科』(丸善)は、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』『沈黙の春』も引用。ホタルの生態と共に、自然の摂理に基づいた本当の意味でのホタル保護について言及した「ホタル読本」・・・そろそろヘイケボタルの季節です。

7/2
(金)
昨日の朝から「ひょうたん」のプランターが一鉢増えているのに気づかれましたか?なかなか雌花が育たないのは、肥料をやりすぎたせいかもかもしれないと心配して、小谷義久さんが自宅で育てたのを運んで来てくださったのです。
世界の中心はいったいどこ?子どもたちにも大人にも人気の世界地図、廊下の壁を利用して貼ってあります。南半球が上になったのや、大西洋が中心になったのやら・・・海外旅行の方からのお土産もあります。昨日来館されてご覧になった上田館長さんから早速送り届けられたのは富山県中心の地図!!「子どもらに山拝ませて・・・」の千代女の一句も添えられて。

7/1
(木)
本当にようこそ!!思いがけず、松任市立図書館の上田俊憲館長さん、脇水副館長さんが小さな図書館の様子を見学にわざわざ来館。書架の上や廊下の隅々まで有効活用(せざるを得ない)の館内を案内、≪センス・オブ・ワンダーの図書館≫の取組みについてもお伝えする機会となりました。好評の貸出用の図書館バッグや各市町村から取り寄せた北陸三県市町村要覧・パンフレット、美術館等からのポスターと共に届く「招待券」を希望者の方たちに抽選で分かち合い!という【チケットプレゼント】(ささやかだけれど実は大きな意味がある!!)にも共鳴。ゆっくりお話をうかがうこともでき、先進図書館としての積極的な企画や、一日に来館者1500人!という日々の運営の中での工夫や苦労、ご助言もおおいに参考になりました。図書館だよりや策定委員の方たちと共に積みくずしをしながら練り上げられたという素晴らしい冊子『子どもが読書に親しむ環境づくり〜松任市子ども読書推進計画〜』もいただきました。
井上小「学校便り」7月号は歯磨き講演会特集、「PTA会報さゞなみ」も届いています(入口コーナーに掲示)。金沢の祖濱賢太郎さんからは『宇郎居抄(うろこしょう)』第37号。元気ぐすりのこと、樹木の害虫発生情報に敏感に反応している様子、お孫さんの保育日誌では「いのちとは不思議なもの、わからないことだらけだ」と述懐・・・毎月、なんとなく待ち遠しいB4のお便り。(ファイルしてあります)